文献詳細
連載 Clinical Exercise・6
文献概要
症例
患 者:72歳,男性
主 訴:皮疹の増悪,発熱
既往歴:10年前(62歳時),胸部大動脈瘤で手術.同年より尋常性乾癬にて当科通院中.副腎皮質ホルモン薬の外用およびPUVA療法で加療していた.
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:4か月前からPUVA bath療法に変更して経過観察していたところ,今回,四肢を中心に浮腫性紅斑が出現,拡大するとともに,発熱を伴ってきた.
現 症:四肢および臀部に浮腫性紅斑を認め,紅斑上に小膿疱が一部環状を呈して多発していた.これらの膿疱は時間の経過とともに癒合し,薄い落屑に変化していった.また,膿疱出現から数日後には,おもに紅斑上に径1~2cmの緊満性水疱が出現してきた.
患 者:72歳,男性
主 訴:皮疹の増悪,発熱
既往歴:10年前(62歳時),胸部大動脈瘤で手術.同年より尋常性乾癬にて当科通院中.副腎皮質ホルモン薬の外用およびPUVA療法で加療していた.
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:4か月前からPUVA bath療法に変更して経過観察していたところ,今回,四肢を中心に浮腫性紅斑が出現,拡大するとともに,発熱を伴ってきた.
現 症:四肢および臀部に浮腫性紅斑を認め,紅斑上に小膿疱が一部環状を呈して多発していた.これらの膿疱は時間の経過とともに癒合し,薄い落屑に変化していった.また,膿疱出現から数日後には,おもに紅斑上に径1~2cmの緊満性水疱が出現してきた.
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