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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科62巻5号

2008年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス2008 Clinical Dermatology 2008 5. 皮膚科医のための臨床トピックス

病理診断依頼書の書き方

著者: 三浦圭子1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院病理部

ページ範囲:P.149 - P.151

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要約 病理組織診断が皮膚科領域の疾患の病態の解明において大きな比重を占めることは周知の通りである.病理組織標本の作製から病理組織診断までの工程をすべて皮膚科で行う施設が今でもあるかもしれないが,大部分の施設では検体と依頼書を病院内の病理部や検査会社の病理部門に提出し,組織標本とレポートをのちに受け取るというプロセスを踏んでいる.病理診断によってより良い診療を達成するために,本稿では病理診断の依頼書を書く際の留意すべき事項と検体処理の注意点,術中迅速診断の適応,病理医との付き合い方について述べる.

参考文献

1) 鈴木正章, 他:東京慈恵会医科大学雑誌120: 226, 2005
2) 笹野公伸, 他:臨床医・初期研修医のための病理検査室利用ガイド. 文光堂, p20, 2004
3) 熊切定信, 他:皮膚科診療プラクティス3, 皮膚病理を読む. 文光堂, p266, 1998
4) 福嶋敬宣:医学界新聞No.2678, 2006
5) 熊切定信, 他:皮膚科診療プラクティス3, 皮膚病理を読む. 文光堂, p297, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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