icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科62巻6号

2008年05月発行

文献概要

症例報告

マムシ咬傷による死亡例

著者: 大石正樹1 岡本修1 藤原作平1 加藤愛子2 清水史明2 佐藤治明2 吉武重徳3 野口隆之3 伊東浩司4 石井圭亮4 重光修4

所属機関: 1大分大学医学部生体分子構造機能制御講座(皮膚科) 2大分大学医学部生体分子構造機能制御講座(形成外科) 3大分大学医学部脳・神経機能統御講座(麻酔科) 4大分大学医学部循環病態制御講座(救急医学)

ページ範囲:P.407 - P.410

文献購入ページに移動
要約 77歳,女性.右第2~3指間を刺咬され,2時間後に受診した.腫脹は急速に拡大し全身浮腫をきたし,ミオグロビン尿症,DIC,腎不全,腸管壊死を順次合併し,23病日に死亡した.重症化の指標として血清クレアチニンキナーゼ値と白血球数値が有用と思われた.

参考文献

1) 松井高爾:オルビス学習科学図鑑 動物, 学研, p177, 1994
2) 鎮西 弘:化学と生物25: 130, 1987
3) 鈴木友二:The Snake2: 75, 1970
4) Dennis EA, et al: Mol Cell Biochem36: 37, 1981
5) Nikai T, et al: Int J Biochem18: 103, 1986
6) 金久禎秀, 他:神経内科30: 94, 1989
7) 田中耕治, 他:救急医学13: 1867, 1989
8) 吉田 剛, 他:日救急医会誌15: 484, 2004
9) 行徳貴志, 他:西日皮膚64: 318, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?