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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科62巻6号

2008年05月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・9

Q考えられる疾患は何か?

著者: 堀部尚弘1

所属機関: 1浜松医科大学皮膚科

ページ範囲:P.351 - P.352

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症例

患 者:30歳,男性

主 訴:頭部・顔面皮膚の肥厚と深い皺襞

家族歴:特記すべきことなし.両親・同胞に同じ症状は認めない.

既往歴:特記すべきことなし.

現病歴:20歳頃より両側頭部の皮膚が肥厚しはじめ,25歳頃には顔面・頭部全体までに拡大し,皺襞が形成されるようになった.また,同時期より指趾末端の肥大に気づいた.

現 症:顔面皮膚は全体的に肥厚し,前額部,眉間,下眼瞼,オトガイ部には深い大きな皺襞が形成され,鼻唇溝も深くなっていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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