文献詳細
治療
文献概要
要約 38歳,男性.1990年から椎間板ヘルニア増悪による下半身麻痺がある.2006年より左坐骨部に径14×10cmの深い褥瘡を生じた.外用薬による保存的治療に抵抗性であった.2007年6月,エタノール硬化療法を施行した.術後,褥瘡は瘢痕化し,再発を認めていない.
参考文献
1) 日本褥瘡学会:褥瘡の局所治療ガイドライン, 照林社, p15, 2005
2) 宮地良樹(編), 厚生省老人保健福祉局老人保健課(監修):褥瘡の予防・治療ガイドライン, 付録/褥瘡の予防・治療指針策定のための研究報告書, 照林社, p90, 1998
3) Hayashi T, et al: Ann Plast Surg 53: 554, 2004
4) 佐々木了, 他:形成外科 38: 143, 1995
5) 深瀬 滋:JOHNS 18: 1939, 2002
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