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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科63巻4号

2009年04月発行

治療

坐骨部難治性褥瘡に対してエタノール硬化療法を施行した1例

著者: 横田日高1 中東恭子1 秋山創1

所属機関: 1公立豊岡病院皮膚科

ページ範囲:P.336 - P.338

文献概要

要約 38歳,男性.1990年から椎間板ヘルニア増悪による下半身麻痺がある.2006年より左坐骨部に径14×10cmの深い褥瘡を生じた.外用薬による保存的治療に抵抗性であった.2007年6月,エタノール硬化療法を施行した.術後,褥瘡は瘢痕化し,再発を認めていない.

参考文献

1) 日本褥瘡学会:褥瘡の局所治療ガイドライン, 照林社, p15, 2005
2) 宮地良樹(編), 厚生省老人保健福祉局老人保健課(監修):褥瘡の予防・治療ガイドライン, 付録/褥瘡の予防・治療指針策定のための研究報告書, 照林社, p90, 1998
3) Hayashi T, et al: Ann Plast Surg 53: 554, 2004
4) 佐々木了, 他:形成外科 38: 143, 1995
5) 深瀬 滋:JOHNS 18: 1939, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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