文献詳細
連載 Clinical Exercise・33
文献概要
症 例
患 者:47歳,男性,皮膚科診療所事務
主 訴:左下肢の紅色局面
既往歴:特記すべきことなし.
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:初診の1年前から左下腿伸側に虫刺症様の紅色丘疹が出現した.近医皮膚科にて体部白癬の診断でグリセオフルビンを内服し,抗真菌剤外用により一時軽快した.その後,再び紅色丘疹,紅斑が出現し,患者の自己判断でステロイド外用を行っていたところ,皮疹が徐々に拡大したため当科を受診した.
現 症:左膝および下腿伸側に鱗屑を伴う軽度の浸潤を触れる紅色局面と,一部に鱗屑,痂皮を伴う疣状の結節を認める(図1,2).左鼠径部に約1cmの表在リンパ節を触知する.
患 者:47歳,男性,皮膚科診療所事務
主 訴:左下肢の紅色局面
既往歴:特記すべきことなし.
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:初診の1年前から左下腿伸側に虫刺症様の紅色丘疹が出現した.近医皮膚科にて体部白癬の診断でグリセオフルビンを内服し,抗真菌剤外用により一時軽快した.その後,再び紅色丘疹,紅斑が出現し,患者の自己判断でステロイド外用を行っていたところ,皮疹が徐々に拡大したため当科を受診した.
現 症:左膝および下腿伸側に鱗屑を伴う軽度の浸潤を触れる紅色局面と,一部に鱗屑,痂皮を伴う疣状の結節を認める(図1,2).左鼠径部に約1cmの表在リンパ節を触知する.
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