症 例
患 者:7か月,女児.出生に異常はない.
主 訴:全身の皮疹.
既往歴・家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:生後2か月より外陰部,臀部に,生後3か月より顔面,下肢に皮疹が出現し,徐々に全身に拡大した.
現 症:身体的異常所見はなく,発育・発達とも正常である.外陰部,臀部に鱗の付着する境界明瞭な赤褐色の紅斑と肛門周囲にびらんを認め,胸・腹部にも境界明瞭な鱗屑の付着するやや隆起性の小斑状紅斑が散在し,一部の皮疹は膿疱を伴っている.頭部,顔面では鱗屑,痂皮,びらん,浮腫を伴うびまん性紅斑と頭髪,眉毛,睫毛の脱落がみられ,その他の部位にも鱗屑,痂皮を伴う紅斑,丘疹,掻破痕を認める.
雑誌目次
臨床皮膚科64巻7号
2010年06月発行
雑誌目次
連載 Clinical Exercise・34
Q考えられる疾患は何か?
著者: 弓削真由美
ページ範囲:P.451 - P.452
症例報告
TNF阻害薬投与中に出現した血管炎の1例
著者: 新石健二 , 折戸秀光 , 長谷川稔 , 濱口儒人 , 鈴木康倫 , 川野充弘 , 藤本学 , 竹原和彦
ページ範囲:P.454 - P.458
要約 17歳,女性.14歳頃よりRaynaud現象と皮膚硬化が出現し,全身性強皮症と診断された.ステロイド内服治療を開始し,皮膚硬化は抑制されていたが,17歳時に手指関節痛が出現した.骨びらん所見を認め,リウマトイド因子陽性だったため,関節リウマチの合併と診断し,タクロリムスが追加された.しかしながら関節痛は軽快せず,可溶性TNF受容体製剤(エタネルセプト)による治療が開始され,関節痛は消失した.しかし,投与開始2か月後に下腿に紫斑が出現し,腹痛を伴ったため,精査と加療のために入院した.紫斑の生検では,真皮小血管に白血球破砕性血管炎がみられたものの,IgAの沈着は認めなかった.エタネルセプトの中止とステロイド増量投与にて,紫斑は軽快,腹痛症状は消失した.経過より,TNF阻害薬が血管炎を誘発した可能性を考えた.
抗ラミニン332粘膜類天疱瘡の1例―本邦報告例のまとめ
著者: 辻真紀 , 白山純実 , 今中愛子 , 井上千津子 , 八幡陽子 , 橋本隆
ページ範囲:P.459 - P.463
要約 70歳,女性.2007年9月頃から体幹に水疱・びらん,口腔内びらん,眼球結膜充血が出現した.病理組織学的には表皮下水疱.蛍光抗体直接法では粘膜基底膜部にIgG,C3の線状沈着を認め,1M食塩水剝離ヒト皮膚を用いた蛍光抗体間接法では真皮側に陽性であった.免疫ブロット法にてラミニン332のγ2サブユニットに陽性であり,抗ラミニン332粘膜類天疱瘡と診断した.プレドニゾロン40mg/日内服開始するも眼瞼眼球結膜癒着が出現したため,ステロイドパルス(ソル・メドロール®1,000mg/日3日間)を2回施行し,その後経過良好でステロイドを漸減・中止することができた.本邦では1996年以降22例のラミニン332粘膜類天疱瘡が報告されている.
2回の生検により診断確定に至ったDuhring疱疹状皮膚炎の1例
著者: 松本悠子 , 吉田和恵 , 久保亮治 , 石井健 , 天谷雅行 , 石河晃
ページ範囲:P.464 - P.467
要約 18歳,女性.初診2か月前から顔面,耳介に水疱が出現した.背部,膝に掻痒を伴う不整形の紅斑が多発し,一部で小水疱が紅斑の辺縁に配列していた.初回生検では表皮直下の裂隙,真皮乳頭部に好中球浸潤を認めるのみで,蛍光抗体直接法では陽性所見は得られなかった.臨床,病理所見よりDuhring疱疹状皮膚炎(DH)を強く疑い,再生検を施行した.蛍光抗体直接法で真皮乳頭部にIgAの顆粒状沈着を認め,確定診断した.DDS75mg/日内服が著効した.DHの診断には,蛍光抗体直接法所見が必須である.水疱や紅斑などの病変部そのものを生検すると蛍光抗体直接法が偽陰性になることが欧米でも多数例で指摘されている.1回の生検で陽性所見が得られなくても,臨床・病理組織像からDHを疑う場合,無疹部を含む部位での再生検を行うべきである.
手掌・足蹠病変で初発した好酸球性膿疱性毛包炎の1例
著者: 相馬孝光 , 中川秀己
ページ範囲:P.468 - P.472
要約 51歳,男性.初診1年半前より掻痒を伴う丘疹・膿疱が両手掌・足蹠に出現した.近医にて掌蹠膿疱症と診断され,ビオチン・シクロスポリン内服,ステロイド内服・外用などで加療されたが,症状改善なく当科を受診した.初診時,掌蹠に紅色丘疹の散在と鱗屑がみられ,顔面・体幹・四肢には掻痒を伴う遠心拡大性の中心部消退傾向を伴う浸潤性紅斑を認め,毛包一致性の小膿疱を伴っていた.血液検査では,好酸球数が増加していた.顔面の膿疱の病理組織像では,毛包内表層部から深部にかけて好酸球を伴った炎症細胞が浸潤し,足蹠の紅色丘疹では,角層下に好中球と少数の好酸球による微小膿瘍を形成していた.好酸球性膿疱性毛包炎と診断し,インドメタシンの内服(50mg/日)および外用を開始したところ,約2か月で皮膚症状はほぼ消退した.
伝染性軟属腫を多発した局面型皮膚サルコイドーシスの1例
著者: 木村亜矢子 , 神戸直智 , 外川八英 , 鎌田憲明 , 松江弘之
ページ範囲:P.473 - P.476
要約 66歳,女性.関節リウマチでプレドニゾロン5mg内服中であった.咳嗽にて近医を受診した際に胸部X線にて両側肺門部リンパ節腫脹を指摘され,経気管支的肺生検による病理組織学的検査および気管支肺胞洗浄液所見などからサルコイドーシスと診断された.今回,2年前より腰部,四肢に多発する自覚症状を欠く常色で米粒大の結節性病変と,前額部,下顎部に存在する環状紅斑について当科を受診した.皮膚病理組織学的検査では,前額部の紅斑で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫,左上腕の小結節で軟属腫小体を認め,それぞれ皮膚サルコイドーシスと伝染性軟属腫と診断した.ツベルクリン反応陰性,squaric acid dibutylester不感作,PHAによるリンパ球幼若化試験は低反応であった.本例では,サルコイドーシスによる細胞性免疫の低下に加えてステロイド内服による免疫低下などが,伝染性軟属腫の発症に関与したと考えた.
Sea-urchin granulomaの1例
著者: 泉健太郎 , 有田賢 , 長谷部育恵 , 秋山真志 , 清水宏
ページ範囲:P.477 - P.480
要約 51歳,男性.初診の約30年前から水産試験場に勤務し,以後ウニの棘で受傷することを繰り返していた.5~6年前から手背に発赤を伴う皮疹が出現し,時間経過とともに結節状に変化してきた.初診時,両側手背・手掌・手指・膝に3~20mm大,弾性硬で中心に角化・臍窩を伴う丘疹,結節を認めた.病理組織学的には類上皮細胞の浸潤を伴う肉芽腫であり,tuberculoid typeおよびsuppurative typeを呈していた.以上から,sea-urchin granulomaと診断した.
皮膚限局性結節性アミロイドーシスの1例
著者: 岩崎剛志 , 金田和宏 , 村上正基 , 小松成綱 , 本間大 , 佐藤恵美 , 山本明美 , 飯塚一
ページ範囲:P.481 - P.484
要約 80歳,男性.初診の5年ほど前から顔面に黄色調皮疹が出現し,次第に増大した.顔面の黄褐色調結節では,病理組織学的に真皮全層にわたり好酸性無構造物質がびまん性に沈着し,各種アミロイド染色(Congo red染色,direct fast scarlet染色,チオフラビンT染色)に陽性であった.全身精査で異常なく,皮膚限局性結節性アミロイドーシスと診断した.その後,来院が途絶えていたが,顔面,頸部に黄褐色の局面,結節が多発し,2年ぶりに当科を受診した.外科的切除,CO2レーザーによる焼灼が有効であった.本症は,多発した場合,稀にAL型全身性アミロイドーシスへの移行が報告されており,今後も注意深い経過観察が必要と考えられる.
骨破壊を伴った中指痛風結節の1例
著者: 笠井弘子 , 濱野英明 , 木花光 , 杉木正 , 水谷憲生
ページ範囲:P.485 - P.488
要約 75歳,男性.高尿酸血症の既往あり.右中指遠位指節間関節(DIP関節)背側に約20年前より徐々に増大する径3cmの皮下腫瘤を認めた.表面は一部潰瘍となり,内部に白色チョーク様物質を容れていた.同物質の病理組織検査にて針状結晶を認め,痛風結節と診断した.関節・骨破壊を伴ったため,右中指切断術を施行した.骨破壊を伴った痛風結節の報告18例を集計した結果,特徴として①罹患期間が長いこと,②指に病変を認める例が多いこと,③多発例が多いこと,④未治療の高尿酸血症が基盤にある例が多いことが挙げられた.自験例は,調べえた限りでDIP関節に生じた痛風結節のなかで最大であった.長期間放置した結果,外科的治療を要した症例であり,高尿酸血症に対する早期治療が重要と考えられた.また,指関節に結節を認めた際には,痛風結節を鑑別疾患として考慮すべきであり,その診断には,表面に潰瘍がある場合,白色チョーク様物質の採取が簡便かつ有用である.
限局性多発性神経線維腫の1例
著者: 畠田優子 , 松永晶江 , 稲冨徹 , 照井正 , 馬場俊一
ページ範囲:P.489 - P.492
要約 78歳,女性.5~6年前に出現した両下腿の多発性小結節を主訴に当科を受診した.左大腿から足背にかけて24個,右下腿には3個の弾性軟な常色小結節が多発していた.病理組織学的には,紡錘形の核と好酸性の細胞質をもつS100蛋白陽性の細胞が増殖しており,神経線維腫と診断.全身の視診にてカフェ・オ・レ斑は認められない.眼科的検査,頭部MRIでも異常所見を認めず,家系内に類症の者はいない.神経線維腫は遅発性で両下肢に限局して多発していたことから,自験例をNF1とは異なる疾患単位である限局性多発性神経線維腫と診断した.
Rippled-pattern sebaceoma
著者: 宮本園子 , 伊藤孝明 , 中川登 , 山西清文 , 木村鉄宣
ページ範囲:P.493 - P.496
要約 59歳,女性.2007年3月に右側頭部の自覚症状を欠く丘疹が出現し,徐々に増大したため,当科を受診した.初診時,右側頭部に10×8mm大,黄赤色調,有茎性でゴム様硬の腫瘤を認めた.病理組織学的に,真皮から皮下脂肪組織にかけて存在する境界明瞭な結節状病変で,未分化な脂腺細胞に類似した基底細胞様細胞で構成されていた.腫瘍の一部では,腫瘍細胞が線維性の間質をはさんで平行に規則正しく配列するrippled-pattern(さざ波模様)を認めた.以上より,rippled-pattern sebaceomaと診断した.
植皮部に生じたtraumatic neuromaの1例
著者: 株本武範 , 田中英一郎 , 丸山涼子 , 伊藤雅章
ページ範囲:P.497 - P.499
要約 60歳,男性.1991年(42歳時)左上腕の悪性線維性組織球腫(MFH)に対し筋膜を含めての拡大切除と分層植皮術を施行された.その後10年間再発,転移なく2001年で経過観察は終了した.さらに8年後,植皮部皮下に結節を触知し,受診した.MFHの局所再発を疑い切除したところ,病理組織学的に,線維性基質と末梢神経線維束の増生を認め,traumatic neuromaと診断した.Traumatic neuromaは反応性の末梢神経の増殖だが,手術などの外傷部位に発生するため,自験例のように臨床的に切除した腫瘍の局所再発と鑑別し難い.皮膚科領域においてもtraumatic neuromaをつくらないために,神経切断を要する手術の際は,皮切よりも可能な限り中枢側で神経を切断するなどの注意を払う必要がある.
有棘細胞癌を併発した陰部硬化性萎縮性苔癬の女性例
著者: 梁川志保 , 前田文彦 , 赤坂俊英
ページ範囲:P.501 - P.504
要約 72歳,女性.陰核から左小陰唇に乳頭状腫瘤を認め,組織学的に有棘細胞癌(SCC)であった.また,腫瘤周囲から両側陰唇,肛囲に白色萎縮性硬化性局面を認め,組織学的に硬化性萎縮性苔癬(LSA)であった.自験例は女性外陰部LSAから発生したSCCと考えた.LSA,特に陰部のものは癌前駆症と位置づけ,併発したSCC切除に際しては,腫瘍巣のみならず可能な限りLSA病巣も含め切除すべきと考えた.
サルコイドーシスにみられたSister Mary Joseph's noduleの1例
著者: 坂本真紀 , 後藤和重 , 栗脇一三 , 瀬戸山博子 , 伊藤清隆
ページ範囲:P.505 - P.508
要約 61歳,女性,サルコイドーシスで内科通院中.約3か月前より15歳時の下腹部正中の開腹手術痕の一部に痛痒さを伴う紅色結節が出現し,サルコイドーシスの瘢痕浸潤を疑われた.生検により腺癌であり,PET検査で胆囊癌が認められた.その後の化学療法中に臍部の紅色結節を指摘され,生検で同様の腺癌であり,Sister Mary Joseph's noduleと診断された.化学療法開始後,2か所の皮膚病変の自覚症状は改善中である.胆囊癌は遠隔転移をきたしやすいといわれるが,皮膚転移の報告は稀である.特に臍部への転移は,本邦では自験例が8例目である.また,免疫組織学的にはD2-40染色陽性の管腔構造内に腺癌細胞が認められたことから,転移様式としてはリンパ行性転移が考えられた.サルコイドーシス患者で瘢痕浸潤様変化を認めた場合,転移性皮膚癌も念頭に置く必要性があると考えた.
HPV16型DNAが検出された肛門部有棘細胞癌の1例
著者: 平野郁代 , 村田朋子 , 八田尚人 , 平野貴士
ページ範囲:P.509 - P.511
要約 78歳,女性.初診の半年前に臀部からの出血に気づいた.臀部の肛門背側に8.5×7cmの乳頭状の黒褐色局面があり,中央は紅色腫瘤を形成し,びらんを伴っていた.病理組織学的に黒褐色局面はBowen病,中央の紅色局面は有棘細胞癌の像であった.両者からHPV16型のDNAが検出された.原発巣切除8か月後に鼠径リンパ節転移を生じ,郭清後1年半経過しているが,再発はない.長期間の高リスク型HPV感染が,Bowen病の癌化に関与していることが疑われた.
Pre-DICを併発しpolymerase chain reaction(PCR)法で診断したツツガムシ病の1例
著者: 森志朋 , 櫻井英一 , 赤坂俊英 , 坂田明子 , 安藤秀二 , 岸本寿男
ページ範囲:P.512 - P.516
要約 76歳,女性.初診の約2週間前から発熱,悪寒が出現した.近医で感冒の診断で点滴治療を受けたが,症状は改善せず,皮疹も出現してきたため,当院救急外来を受診した.血液検査上,肝機能障害と炎症反応があり,消化器肝臓内科に入院し,スルペラゾン®の投与を開始した.皮疹につき当科に紹介された.右肘窩に黒色痂皮を付す紅斑と,顔面を含む全身にも紅斑を散見した.血液検査では,DIC score6点であり,自験例をpre-DIC(DIC準備状態)を併発したツツガムシ病と考えた.FOY®に加えて,ミノサイクリン®の点滴を開始したところ,皮疹,全身症状とも速やかに改善した.発症から約1か月,血清抗体価の有意な上昇はなかったが,polymerase chain reaction(PCR)法により
HIV感染患者に生じた第2期梅毒の4例
著者: 角大治朗 , 石地尚興 , 中川秀己
ページ範囲:P.517 - P.521
要約 症例1:51歳,男性.1か月前HIV陽性.右手掌,右手背に小紅斑,隆起性紅色局面.症例2:32歳,男性.7年前HIV陽性.両手掌に小紅斑.症例3:31歳,男性.2年前HIV陽性.胸背部に毛囊炎様紅色丘疹,両手掌に小紅斑.症例4:37歳,男性.6年前HIV陽性,2年前抗HIV療法導入.胸背部に毛囊炎様紅色丘疹,両手掌,両足底に小紅斑.いずれも梅毒血清反応は高値であった.病理組織像で真皮に形質細胞を混じた炎症細胞が浸潤していた.HIV感染者数は増加の一途をたどっており,特に男性の同性間性的接触による感染が半数以上を占める.今回経験したHIV感染患者に生じた第2期梅毒4症例はすべて同性愛者であった.
治療
抗ヒスタミン薬の予防的内服期間の違いが慢性蕁麻疹の予後に与える影響の検討
著者: 川島眞 , 幸野健
ページ範囲:P.523 - P.531
要約 慢性蕁麻疹の患者において,H1受容体拮抗薬の1つであるエバスチンを用いて,予防的内服期間を4週間,8週間,12週間の3群に無作為に割り付け,その後の12週間の対症的内服期間における経過の相違を,患者日誌をもとにした症状(かゆみ,発斑)の推移,および患者のquality of life (QOL)から調査した.その結果,エバスチンの予防的投与を12週間連続して行った群がそのほかの群より,対症的内服期間における再発率,改善維持率ともに,特に発斑において良好な影響を及ぼすことが示された.また,患者QOLはすべての群において同様の改善を認めた.本試験により,慢性蕁麻疹の治療におけるH1受容体拮抗薬の予防的内服投与を1か月で終了するよりも,より長期の2~3か月間行ったほうが有用であることが示唆された.
臨床統計
皮膚白血病14例の予後を含めた臨床的検討
著者: 竹之内辰也 , 廣瀬貴之 , 今井洋介 , 石黒卓朗 , 張高明 , 渡辺輝浩 , 小川淳 , 浅見恵子 , 根本啓一
ページ範囲:P.533 - P.536
要約 1998~2008年に新潟県立がんセンターにおいて経験した皮膚白血病14例につき,臨床的な特徴と予後について検討した.同期間の白血病新規患者361例における皮膚白血病発現率は3.9%,平均年齢38歳(1~71歳)であった.病型は急性骨髄性5例(骨髄単球性1,単球性2,巨核芽球性2),急性混合性2例,急性リンパ性4例,慢性骨髄性1例,慢性骨髄単球性2例であった.皮疹の性状は紅色結節・腫瘤が6例と最多であったが,非定型例として中毒疹様の播種状紅斑も1例みられた.原病再発時に皮膚浸潤を発現した10例中5例は,骨髄再発よりも以前に皮膚生検によって再発の診断が確定した.皮膚白血病発現後は10例が死亡したが(生存期間中央値6か月),4例で長期生存が得られ,いずれも原病初発時に皮膚病変を発現した例であった.白血病治療は近年大きな変遷を遂げており,皮膚白血病の予後に関する位置付けも時代に即した評価が必要である.
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あとがき フリーアクセス
著者: 天谷雅行
ページ範囲:P.540 - P.540
『臨床皮膚科』では,編集委員がすべての投稿論文を査読し,改善すべき点がある場合はコメントをつけて著者に戻している.著者はコメントに対して回答するとともに,コメントに沿って論文を修正して再投稿する.再度編集委員により査読され,修正が十分にされている場合に受理されることになる.このプロセスは多くの国際誌とほぼ同様のプロセスである.コメントに対する回答をどのように準備し,どのように論文に修正を加えるか,学術論文を作成するうえで重要なステップのひとつである.
ところが,最近1回の修正で十分でなく,2回,3回とコメントのやりとりをしている論文の数が増えている.本来,修正は1回でなされるべきであり,修正が十分になされていない,コメントに対して十分に回答されていない場合は,却下という結論に至ってもしかたがない.『臨床皮膚科』の論文は,皮膚科研修医が筆頭著者として投稿している場合が少なくない.この文書上の学術的なやりとりは,社会人として身につけなければいけない技術のひとつである.時に,全く誠意が感じられない回答も見受けられるのは残念である.コメントの内容は,必ずしも著者の意向に沿ったものでない場合もあるかもしれない.必ずしもコメントに沿って変更できない場合もあるかもしれない.その場合には,なぜ修正できないのか,その理由をきちんと説明することが必要である.編集委員を十分に説得できる内容の回答を提供すればよい.修正できる場合は,論文に修正を反映させる.
基本情報
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38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
37巻5号(1983年5月発行)
37巻4号(1983年4月発行)
37巻3号(1983年3月発行)
37巻2号(1983年2月発行)
37巻1号(1983年1月発行)
36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
36巻7号(1982年7月発行)
36巻6号(1982年6月発行)
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36巻4号(1982年4月発行)
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36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
34巻2号(1980年2月発行)
34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
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33巻9号(1979年9月発行)
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33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
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32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
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32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
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28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)