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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科65巻11号

2011年10月発行

文献概要

治療

市販のパーマ液を使用した超弾性ワイヤー法による巻き爪,陥入爪治療の試みとVHO法との比較検討

著者: 佐藤まどか1 竹内真1

所属機関: 1ゆりのき皮膚科形成外科

ページ範囲:P.907 - P.911

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要約 巻き爪の治療方法としてさまざまな矯正法が行われている.いずれの方法も治療には多くの時間と労力を必要とする.今回われわれは,市販のパーマ液を使用して爪を軟化した後,超弾性ワイヤーにて短日時で矯正整復が得られる治療法を試み,従来から施行されてきたVHO法と比較して検討した.検討の結果,深爪になっていない比較的薄い爪ではトラブルもなく短期間で巻き爪の改善が得られることがわかった.適応を選べばかなり有用な方法と考えられる.

参考文献

1) 岡田菊三,他:靴の医学 21:65, 2007
2) 河合修三:MB Derma 123:67, 2007
3) 塩之野香:MB Orthop 23:13, 2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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