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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科65巻4号

2011年04月発行

症例報告

週1回イミキモドクリーム外用が著効した小児の肛囲尖圭コンジローマの1例

著者: 朝倉麻紀子1 﨑元和子1 三浦宏之1

所属機関: 1近畿中央病院皮膚科

ページ範囲:P.358 - P.360

文献概要

要約 3歳,女児.肛囲尖圭コンジローマに対し,イミキモドクリーム外用が有効であった1例を報告した.生後6か月頃から肛門周囲に丘疹を認め,近医皮膚科で尖圭コンジローマと診断された.自然消退を待って放置していたが,徐々に増大したため当科を受診した.冷凍凝固療法は疼痛が強く施行不可能であったため,5%イミキモドクリーム週1回外用で治療開始した.3週間で副作用の出現なく丘疹の消退を認め,外用終了後6か月間経過するが再発は認めていない.

参考文献

1) 井上正樹:小児科診療 71:1325, 2008
2) Arican O:Pediatr Int 48:403, 2006
3) Moresi JM, et al:Pediar Dermatol 18:448, 2001
4) Schaen L and Mercurio MG:Pediatr Dermatol 18:450, 2001
5) 石橋昌也,他:日皮会誌 116:838, 2006
6) 中川秀己:日本感染症学会誌 18:134, 2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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