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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科65巻5号

2011年04月発行

特集 最近のトピックス2011 Clinical Dermatology 2011

3.新しい検査法と診断法

アナフィラキシーの再投与試験のポイント

著者: 海老原全1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部皮膚科

ページ範囲:P.66 - P.68

文献概要

要約 アナフィラキシーを起こす物質として食物,ラテックス,薬物を取り上げ,その再投与試験の実際について概説した.食物ではオープン法,シングルブラインド法,ダブルブラインド法の負荷試験,口腔アレルギー症候群の誘発試験,食物依存性運動誘発アナフィラキシーについては,森田らの6日間の段階式誘発試験を紹介した.ラテックスでは手袋の使用試験,薬物に関しては口含み試験,うがい試験,さらに内服試験の実際について述べ,それぞれの注意点についてもふれた.

参考文献

1) 海老澤元宏:厚生労働科学研究班による食物アレルギーの診療の手引き13,2008
2) 海老澤元宏:厚生労働科学研究班による食物アレルギーの診療の手引き3,2008
3) 加藤雪彦:口腔アレルギー症候群,玉置邦彦総編集:最新皮膚科学大系,3,中山書店,p242,2002
4) 清水秀樹,他:日皮アレルギー 10:104,2002
5) 森田栄伸,他:臨皮 62(増):64,2008
6) 高倉桃子,他:日皮アレルギー 10:112,2002
7) 梅林芳弘,他:日皮アレルギー 10:143,2002
8) 木曽雅子,他:日皮アレルギー 11:117,2003
9) 菅原万理子,他:日皮アレルギー 13:8,2005
10) 花川佳子,他:日皮アレルギー 13:64,2005
11) 松永佳世子:玉置邦彦(総編集):最新皮膚科学大系,3巻,中山書店,p238,2002
12) 狩野葉子:MB Derma 41:98, 2000
13) 長井泰樹,他:日皮アレルギー 11:34,2003
14) 萩田あづさ,他:日皮アレルギー 12:5,2004
15) 塩原哲夫:日皮アレルギー 14:57,2006
16) 国定 充,他:臨皮 56:206,2002
17) 萩田あづさ,他:日皮アレルギー 12:5,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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