文献詳細
特集 最近のトピックス2011 Clinical Dermatology 2011
3.新しい検査法と診断法
文献概要
要約 アナフィラキシーを起こす物質として食物,ラテックス,薬物を取り上げ,その再投与試験の実際について概説した.食物ではオープン法,シングルブラインド法,ダブルブラインド法の負荷試験,口腔アレルギー症候群の誘発試験,食物依存性運動誘発アナフィラキシーについては,森田らの6日間の段階式誘発試験を紹介した.ラテックスでは手袋の使用試験,薬物に関しては口含み試験,うがい試験,さらに内服試験の実際について述べ,それぞれの注意点についてもふれた.
参考文献
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