文献詳細
特集 最近のトピックス2011 Clinical Dermatology 2011
4.皮膚疾患治療のポイント
文献概要
要約 アダパレンゲル0.1%(以下,アダパレン)は2008年に保険収載された新しい外用薬であるとともに,本邦初の外用レチノイド製剤である.また,同時期に公表された尋常性痤瘡治療ガイドラインにおいて,面皰および炎症性痤瘡に対する第一選択薬に位置づけられた.これらの事情により,皮膚科医はこれまで使用経験の乏しいアダパレンを第一選択薬として使用することになった.そのため,数多くの疑問をかかえながら,日常診療にあたっている.本稿では,よく聞かれるアダパレンへの質問について回答する.
参考文献
1) 林 伸和,他:日皮会誌 118:1893, 2008
2) Thiboutot D, et al. J Am Acad Dermatol 60:S1, 2009
3) 谷岡未樹:Aesthetic Dermatology 19:21, 2009
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