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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科65巻5号

2011年04月発行

文献概要

特集 最近のトピックス2011 Clinical Dermatology 2011 4.皮膚疾患治療のポイント

オレンジブックに見る外用剤の問題点

著者: 大谷道輝1

所属機関: 1東京逓信病院薬剤部

ページ範囲:P.134 - P.138

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要約 後発医薬品の品質に関する情報源として「メルクマニュアル」や「オレンジブック」が知られているが,前者はステロイドなど外用剤についても情報が示されているが,後者は錠剤に限られている.試験項目も溶出試験の結果のみであり,生物学的同等性を担保するものではない.皮膚外用剤では2003年に同等性評価のガイドラインが定められたが,どの製剤がガイドラインに適合したものかがわからないのが現状である.

参考文献

1) 磯部総一郎:調剤と情報 12:1193, 2006
2) 戸島喜幸:調剤と情報 12:1315, 2006
3) 後藤伸之,政田幹夫:MB Derma 113:8, 2006
4) 杉本 功,他:診断と治療 88:1940, 2000
5) 尾島勝也,他:医療薬学 31:761, 2005
6) 山崎啓之,他:医療薬学 32:898, 2006
7) 大谷道輝:MD Derma 113:71, 2006
8) 小澤 明,他:MB Derma 113: 20, 2006
9) 大谷道輝,他:薬剤学(印刷中)
10) 五十嵐信智,他:医療薬学 31:906, 2005
11) 小川多津子,他:病院薬学 26:427, 2000
12) 後藤伸之,政田幹夫:医療ジャーナル 39:1957, 2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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