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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科65巻8号

2011年07月発行

印象記

「5th International Symposium on the Biology and Immunology of Cutaneous Lymphomas」に参加して

著者: 藤井一恭1

所属機関: 1岡山大学病院皮膚科

ページ範囲:P.638 - P.640

文献概要

 2011年1月13日から15日にかけて「5th International Symposium on the Biology and Immunology of Cutaneous Lymphomas(ISBICL)」がベルリンで開催されました.このシンポジウムはthe European Organisation for Research and Treatment of Cancer(EORTC)Cutaneous Lymphoma Study Group,the International Society for Cutaneous Lymphoma(ISCL)とEuropean Society of Dermatological Research(ESDR)の共催で,3年に一度,基礎研究から臨床研究まで,皮膚リンパ腫にしぼった内容で毎回ベルリンのCharité大学病院で行われます.

 会場となっているCharité大学病院の講堂(Kaiserin-Friedrich-Haus)(図1)はベルリン中央駅から歩いて数分の距離という好立地にあるものの,旧東ベルリン側にあるため周囲は落ち着いた雰囲気を醸し出していました.遠方からの参加者のためには講堂から歩いて1分ほどのホテルが準備されました.ベルリンを訪れるのは初めてのことでしたが,googleで地図と街並みの写真が検索できるため,駅からの道のりの景色は予め参照しておくことができて初めて訪れた土地とは思えませんでした.おかげで空港からバスに乗りベルリン中央駅に着いたのは既に日が暮れた後でしたが,迷うことなくホテルにたどり着くことができました.出発の直前に欧州が大寒波に襲われたため防寒の備えは万全にしていったのですが,私が到着したときには既に寒波は通り過ぎており,むしろ岡山よりも温かく,準備していった防寒具はほとんど必要のない状態でした.また一般にヨーロッパでは室内の暖房が強いためか温度の割には温かく感じると思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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