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文献概要
連載 Clinical Exercise・48
Q考えられる疾患は何か?
著者: 井手山晋1
所属機関: 1宇治徳洲会病院皮膚科
ページ範囲:P.651 - P.652
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患 者:36歳,タイ国籍の男性
主 訴:左手の皮疹と麻痺
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:半年前に左手背を強打した.その後しばらくして手指に脱力感を感じるようになり,手背に皮疹が生じた.脱力感が進行し,手指が動かなくなったため整形外科,神経内科を受診したが麻痺の原因は不明であった.皮疹と関係があるかもしれないということで当科を受診した.
現 症:左手背に浸潤を触れる紅斑局面を認めた(図1).左手関節より遠位は麻痺しており,知覚低下も認めた.右手には異常を認めなかった.さらに両側の橈骨神経,尺骨神経,浅腓骨神経の肥厚を認めた.
患 者:36歳,タイ国籍の男性
主 訴:左手の皮疹と麻痺
家族歴・既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:半年前に左手背を強打した.その後しばらくして手指に脱力感を感じるようになり,手背に皮疹が生じた.脱力感が進行し,手指が動かなくなったため整形外科,神経内科を受診したが麻痺の原因は不明であった.皮疹と関係があるかもしれないということで当科を受診した.
現 症:左手背に浸潤を触れる紅斑局面を認めた(図1).左手関節より遠位は麻痺しており,知覚低下も認めた.右手には異常を認めなかった.さらに両側の橈骨神経,尺骨神経,浅腓骨神経の肥厚を認めた.
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