文献詳細
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文献紹介 Clinically amyopathic dermatomyositis患者の主要自己抗原は,メラノーマ分化関連遺伝子5によりコードされるRNAヘリカーゼである フリーアクセス
著者: 宮本樹里亜1
所属機関: 1慶應義塾大学
ページ範囲:P.40 - P.40
文献概要
本研究ではcDNAクローニングと免疫沈降法により,抗CADM140抗体の対応抗原がmelanoma differentiation-associated gene 5(MDA-5)であることを突き止めた.MDA-5は分子量140kdで細胞質に局在する蛋白で,ウイルスに対する自然免疫に関連する細胞成長抑制因子であることがこれまでに知られている.全長のMDA-5 cDNAをCOS-7細胞にトランスフェクトして免疫沈降法を行ったところ,すべての抗CADM140抗体陽性血清で反応を認めた.
参考文献
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