文献詳細
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連載 Clinical Exercise・63
Q考えられる疾患は何か?
著者: 伊藤友章1
所属機関: 1東京医科大学皮膚科
ページ範囲:P.937 - P.938
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患 者:80歳,男性.職種:農業従事者
主 訴:左大腿部,臀部の鱗屑を伴う紅斑
既往歴:1992年:胃潰瘍
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:50年前より左大腿部にわずかにかゆみを伴う紫紅色斑が出現したが放置していた.その後,紅斑は臀部と左下腿に拡大したため受診した.
現 症:左腰部から臀部,左大腿部,左下腿にかけて75×50cmの辺縁やや隆起性の境界明瞭な角化性紅斑局面を認めた.この局面は萎縮性の部分と鱗屑を伴う紅色疣状部分が混在していた(図1a,b).
患 者:80歳,男性.職種:農業従事者
主 訴:左大腿部,臀部の鱗屑を伴う紅斑
既往歴:1992年:胃潰瘍
家族歴:特記すべきことなし.
現病歴:50年前より左大腿部にわずかにかゆみを伴う紫紅色斑が出現したが放置していた.その後,紅斑は臀部と左下腿に拡大したため受診した.
現 症:左腰部から臀部,左大腿部,左下腿にかけて75×50cmの辺縁やや隆起性の境界明瞭な角化性紅斑局面を認めた.この局面は萎縮性の部分と鱗屑を伴う紅色疣状部分が混在していた(図1a,b).
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