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文献概要
連載 Clinical Exercise・55
Q考えられる疾患は何か?
著者: 植田郁子1
所属機関: 1関西医科大学附属枚方病院皮膚科
ページ範囲:P.189 - P.190
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患 者:13歳,男性
主 訴:右下腿の皮膚硬化
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:10歳時,耳介形成術
現病歴:約1年前に右下腿内側の皮膚硬化が出現し,徐々にその範囲が帯状に拡大した.近医形成外科を受診し,外用のみを行っていたが改善せず,皮膚硬化が右大腿まで及ぶようになったため,1か月前にZ形成術を受けその後紹介された.
現 症:右大腿内側から右膝関節,右下腿内側に比較的境界明瞭な帯状の褐色の硬化局面が認められ,色素沈着と下床の筋萎縮を伴っていた(図1).右大腿内側にはZ形成術のよる手術痕があった.右前胸部には鳩卵大の斑状の光沢を有する硬化局面が認められた(図2).
患 者:13歳,男性
主 訴:右下腿の皮膚硬化
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:10歳時,耳介形成術
現病歴:約1年前に右下腿内側の皮膚硬化が出現し,徐々にその範囲が帯状に拡大した.近医形成外科を受診し,外用のみを行っていたが改善せず,皮膚硬化が右大腿まで及ぶようになったため,1か月前にZ形成術を受けその後紹介された.
現 症:右大腿内側から右膝関節,右下腿内側に比較的境界明瞭な帯状の褐色の硬化局面が認められ,色素沈着と下床の筋萎縮を伴っていた(図1).右大腿内側にはZ形成術のよる手術痕があった.右前胸部には鳩卵大の斑状の光沢を有する硬化局面が認められた(図2).
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