文献詳細
文献概要
Derm.2012
病棟医長をやって思うこと
著者: 藤井紀和1
所属機関: 1滋賀医科大学皮膚科
ページ範囲:P.109 - P.109
文献購入ページに移動 病棟医長の任を拝命して,早いもので3年になります.私自身,これまで4人の病棟医長のもとで仕事をしてきましたが,「これらの先生方と比べて,自分はきちんと病棟を運営できているのだろうか?」と,不安に思うことがあります.今のところ,大きな問題なく過ごせているのは医局員の皆さん,ならびに看護師さんを含めたすべてのスタッフのおかげであると思っています.
当科での入院患者受け持ちは,指導医(専門医クラス)と3,4年目の医師の2人体制です.そして,研修医の先生がローテートで皮膚科に来た場合は3人目として患者を受け持っています.この組み合わせを考えるのが私の仕事の1つで,頭を悩ませることが多々あります.どこの医局でも同じとは思うのですが,女性医師,特に小さな子供さんがいる先生の場合は悩みます.自己免疫性水疱症や熱傷など処置や手間がかかる患者,ターミナルの患者は,どうしても独身男性にしわ寄せが来る傾向になります.いつ男性陣から不満が出るか,心配なこともありますが,幸い今のところはそのような状況にはなっていません(感謝しております).
当科での入院患者受け持ちは,指導医(専門医クラス)と3,4年目の医師の2人体制です.そして,研修医の先生がローテートで皮膚科に来た場合は3人目として患者を受け持っています.この組み合わせを考えるのが私の仕事の1つで,頭を悩ませることが多々あります.どこの医局でも同じとは思うのですが,女性医師,特に小さな子供さんがいる先生の場合は悩みます.自己免疫性水疱症や熱傷など処置や手間がかかる患者,ターミナルの患者は,どうしても独身男性にしわ寄せが来る傾向になります.いつ男性陣から不満が出るか,心配なこともありますが,幸い今のところはそのような状況にはなっていません(感謝しております).
掲載誌情報