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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻13号

2014年12月発行

連載 Clinical Exercise・88

Q考えられる疾患は何か?

著者: 島田浩光1

所属機関: 1大分大学医学部皮膚科学教室

ページ範囲:P.1015 - P.1016

文献概要

症例
患 者:17歳,男性,高校柔道部員
主 訴:被髪頭部の紅斑,鱗屑,膿疱
家族歴・既往歴:特記すべき事項なし.
現病歴:初診の約半年前より後頭部の類円形紅斑が出現した.その後軀幹にも同様の紅斑が出現した.近医にて加療され,軀幹の紅斑は軽快したが後頭部は増悪し,膿疱も出現してきた.
現 症:後頭部から右側頭部を中心に数mm程度の小紅斑と紅色丘疹,膿疱が混在して存在し,表面には鱗屑,痂皮が付着していた.病変部には易抜毛性がみられた(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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