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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻4号

2014年04月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・80

Q考えられる疾患は何か?

著者: 江川形平1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚科

ページ範囲:P.289 - P.290

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症例

患 者:47歳,女性

主 訴:顔面,四肢,軀幹の皮疹,筋力低下

家族歴:特記すべき事項なし.

既往歴:右乳癌切除術(33歳時)

現病歴:33歳の頃から顔面(図1a)および背部に紅斑が出現し,次第に増悪し範囲が拡大した.39歳時より上肢の筋力低下が出現した.

現 症:顔面を含めた全身に強い掻痒を伴う紅斑,色素沈着,皮膚萎縮を認める(図1b,c).また,階段の昇降や屈んだ姿勢からの起立が困難である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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