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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻5号

2014年04月発行

増刊号特集 最近のトピックス2014 Clinical Dermatology 2014

5.皮膚科医のための臨床トピックス

Chapel Hill Consensus Conference 2012―歴史が変えた血管炎の新名称

著者: 岩月啓氏1

所属機関: 1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科皮膚科学分野

ページ範囲:P.132 - P.134

文献概要

要約 血管炎病名がChapel Hillコンセンサス会議(2012年)にて提案された.それを受けて,日本語表記の病名が作成され,各関連学会での承認を経て,統一された病名として用いられる.皮膚科領域の血管炎も新病名が提唱されており,今後,学会発表や論文執筆に大きな影響があるので,ここに新病名のリストを掲載する.歴史的背景に基づく病名に翻弄されることなく,本質的な病態解明と治療開発が望まれる.

参考文献

1) Jennette JC, et al:Arthritis Rheum 65:1, 2013
2) Bachmeyer C, Haliowa B:JAMA Dermatol 149:526, 2013
3) 槙野博史,他(厚生労働省難治性血管炎に関する調査研究班):皮膚症状からみた血管炎診療の手引き:Chapel-Hillコンセンサス会議2012に沿って(第1版),金原出版,p.1,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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