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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻5号

2014年04月発行

増刊号特集 最近のトピックス2014 Clinical Dermatology 2014

5.皮膚科医のための臨床トピックス

皮膚科在宅医療の問題点

著者: 磯貝善蔵12 船井龍彦3

所属機関: 1国立長寿医療研究センター先端診療部 2国立長寿医療研究センター皮膚科 3船井皮膚科

ページ範囲:P.165 - P.167

文献概要

要約 在宅医療の推進を背景として在宅医療における皮膚科医のニーズは高まっている.また多様化,複雑化する在宅患者に対してはさまざまな職種が有機的に連携することが求められている.しかし,種々の診療報酬上の制約や在宅医療・高齢者医療への皮膚科医の参画が十分でないことから,現場の需要に応えられているとは言い難い.特に在宅医療での大きな課題である褥瘡診療に関しては現状の保険診療を理解しつつ,状況に応じた連携を構築していくことが重要と考えられる.

参考文献

1) 三浦久幸:日医雑誌 142:1511, 2013
2) 柳澤宏美,他:日本臨床皮膚科医会雑誌 24:245, 2007
3) 医科診療報酬点数表,平成24年4月版,社会保険研究所,p197,2012
4) 日本褥瘡学会実態調査委員会:褥瘡会誌 13:625, 2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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