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あとがき
著者: 伊藤雅章
所属機関:
ページ範囲:P.168 - P.168
文献購入ページに移動 読者の皆さん,今回の『臨床皮膚科』増刊号「最近のトピックス2014」はいかがでしょうか? 編集委員会では,それぞれの項目について4名の委員が各自4~6テーマずつ案を出し,皆でディスカッションして「1.最近話題の皮膚疾患」~「3.新しい検査法と診断法」は5本ずつ,「4.皮膚疾患治療のポイント」「5.皮膚科医のための臨床トピックス」は10本ずつ選び,全体の案を決めています.結果的に多少の増減はあります.
さて,「4.皮膚疾患治療のポイント」は,皮膚科の治療が日進月歩で進歩していますので,案を出しやすく,比較的まとまりやすいと思います.ただし,過去に取り上げたテーマとの重複や類似のものを避け,また,まだ不確定なもの,これからガイドラインが出てくるものなどは「先走り」になるといけないので,取り上げないことにしています.「5.皮膚科医のための臨床トピックス」は内容的に雑多ですが,皮膚科医に身近なことや,ちょっと知っておいて損はないというような話題で,これらはかえって案を出すのも選択するのもそれほど難しくありません.短編なので,ポイントを絞って著者には書いてもらいやすく,また読者も簡単に読めると思います.一方,「1.最近話題の皮膚疾患」や「2.皮膚疾患の病態」はやや重たいテーマで,編集委員が毎回悩む項目です.毎年「話題」になる新しい皮膚疾患がいくつもあるわけでなく,また,分子生物学や遺伝子研究の進歩でいろいろ病態が解明されつつありますが,「病態」のトピックスとして取り上げて良いものかどうか,悩ましいところです.さらに「3.新しい検査法と診断法」になると,何かないかと探すのに苦労しています.
さて,「4.皮膚疾患治療のポイント」は,皮膚科の治療が日進月歩で進歩していますので,案を出しやすく,比較的まとまりやすいと思います.ただし,過去に取り上げたテーマとの重複や類似のものを避け,また,まだ不確定なもの,これからガイドラインが出てくるものなどは「先走り」になるといけないので,取り上げないことにしています.「5.皮膚科医のための臨床トピックス」は内容的に雑多ですが,皮膚科医に身近なことや,ちょっと知っておいて損はないというような話題で,これらはかえって案を出すのも選択するのもそれほど難しくありません.短編なので,ポイントを絞って著者には書いてもらいやすく,また読者も簡単に読めると思います.一方,「1.最近話題の皮膚疾患」や「2.皮膚疾患の病態」はやや重たいテーマで,編集委員が毎回悩む項目です.毎年「話題」になる新しい皮膚疾患がいくつもあるわけでなく,また,分子生物学や遺伝子研究の進歩でいろいろ病態が解明されつつありますが,「病態」のトピックスとして取り上げて良いものかどうか,悩ましいところです.さらに「3.新しい検査法と診断法」になると,何かないかと探すのに苦労しています.
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