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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻6号

2014年05月発行

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文献紹介 進行期悪性黒色腫におけるニボルマブ+イピリムマブ併用療法 フリーアクセス

著者: 伏間江貴之1

所属機関: 1慶應義塾大学

ページ範囲:P.424 - P.424

文献概要

 これまでに,進行期悪性黒色腫患者において,抗CTLA-4(cytotoxic T lymphocyte antigen-4)抗体であるイピリムマブ(ipilimumab)は全生存期間を延長させることが,抗PD-1(programmed cell death protein-1)抗体であるニボルマブ(nivolumab)は持続的な腫瘍縮小効果があることが示されている.いずれの薬剤もT細胞による抗腫瘍免疫反応を賦活化することで腫瘍縮小効果をもたらすと考えられている.

 本論文では,ニボルマブとイピリムマブの併用療法につき第Ⅰ相臨床試験を実施しその安全性および有効性につき検討された.

参考文献

Wolchok JD, et al:Nivolumab plus ipilimumab in advanced melanoma. N Engl J Med 369:122-133, 2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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