icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科68巻7号

2014年06月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・82

Q考えられる疾患は何か?

著者: 福屋泰子1

所属機関: 1東京女子医科大学皮膚科

ページ範囲:P.479 - P.480

文献購入ページに移動
症例

患 者:63歳,男性

主 訴:顔面,左手掌の紅斑と後頸部の紅色丘疹

家族歴:特記すべきことはない.

既往歴:23歳,気胸.59歳,尿管結石.63歳,口腔カンジダ症.

現病歴:初診の20日前から筋肉痛,倦怠感と食欲低下を自覚し,10日前から下痢を認めた.5日前から眉間に紅斑が出現し,拡大したため,当科を初診した.

現 症:前額部,眉間,両頰部,鼻尖部に径5mm前後の浸潤を強く触れる紅斑が散在し,一部で癒合していた(図1).右後頸部には少数の紅色丘疹を認め,左手掌にはやや硬く触れる紅斑を1か所にのみ認めた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら