文献詳細
連載 Clinical Exercise・90
文献概要
症例
患 者:38歳,男性
主 訴:右足底の黒褐色斑
生活歴:明らかな砒素曝露はない.
現病歴:初診の3年前に右足底に小黒褐色斑が出現し,徐々に増大してきたが放置していた.足白癬の治療のために受診した前医で同病変を指摘された.
現 症:右足底にわずかに隆起する11×7mmの黒褐色斑を認める(図1a).辺縁不整で,色調に濃淡がみられ,一部に鱗屑を伴う(図1b).ダーモスコピー所見ではscaly surface,small brown globules,homogeneous pigmentationのほか,一部にparallel ridge patternを認めた(図2).
患 者:38歳,男性
主 訴:右足底の黒褐色斑
生活歴:明らかな砒素曝露はない.
現病歴:初診の3年前に右足底に小黒褐色斑が出現し,徐々に増大してきたが放置していた.足白癬の治療のために受診した前医で同病変を指摘された.
現 症:右足底にわずかに隆起する11×7mmの黒褐色斑を認める(図1a).辺縁不整で,色調に濃淡がみられ,一部に鱗屑を伴う(図1b).ダーモスコピー所見ではscaly surface,small brown globules,homogeneous pigmentationのほか,一部にparallel ridge patternを認めた(図2).
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