文献詳細
増刊号特集 最近のトピックス2015 Clinical Dermatology 2015
5.皮膚科医のための臨床トピックス
文献概要
summary
500台以上の行動計を使い,12,000人の睡眠障害患者の診察経験から,アトピー性皮膚炎の不眠が最も深刻であるとの結論に達した.アトピー性皮膚炎のかゆみと不眠の治療は困難で難治例が多い.免疫抑制剤のシクロスポリンが難治例のかゆみと不眠に有効であることが判明した.
500台以上の行動計を使い,12,000人の睡眠障害患者の診察経験から,アトピー性皮膚炎の不眠が最も深刻であるとの結論に達した.アトピー性皮膚炎のかゆみと不眠の治療は困難で難治例が多い.免疫抑制剤のシクロスポリンが難治例のかゆみと不眠に有効であることが判明した.
参考文献
1) Enomoto M, et al:Sleep Biol Rhythms 7:17, 2009
2) Ebata T, et al:Br J Dermatol 141:82, 1999
3) Otsuka A, et al:Eur J Dermatol 21:816, 2011
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