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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科69巻5号

2015年04月発行

文献概要

増刊号特集 最近のトピックス2015 Clinical Dermatology 2015 5.皮膚科医のための臨床トピックス

フィラグリンを増やす新規アトピー治療薬

著者: 大塚篤司1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科皮膚科学講座

ページ範囲:P.167 - P.169

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summary
フィラグリンは皮膚バリア機能に重要な役割を果たす蛋白であり,フィラグリン遺伝子の異常とアトピー性皮膚炎の有病率には相関関係がある.実際,フィラグリン遺伝子に異常があるflaky tailマウスではアトピー性皮膚炎症状が自然発症する.近年,われわれはフィラグリン蛋白の発現を促進することでアトピー性皮膚炎の症状を改善させる化合物を見出した.今後,バリア機能回復に着目したアトピー性皮膚炎新規治療法の開発が期待される.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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