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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科70巻5号

2016年04月発行

Derm.2016

皮膚アレルギー診療に従事して/めざせ「スーパープレゼンテーション」

著者: 大迫順子1 木庭幸子2

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学 2信州大学医学部附属病院皮膚科

ページ範囲:P.69 - P.69

文献概要

 皮膚科で診療するアレルギー疾患は,接触皮膚炎,接触蕁麻疹,薬疹,食物アレルギーなど多彩です.問診と症状より原因を推察し,皮膚テストなどを施行し原因アレルゲンを同定できた場合は再発予防ができるので,やりがいを感じています.
 最初に経験した症例は3種類の口紅の接触皮膚炎の方でした.すべての成分を取り寄せると50種類以上にもなりました.成分パッチテストの結果,2種類の成分が陽性となり,原因アレルゲンを同定し,再発予防の指導をすることができました.化粧品には多数の成分が使用されていること,異なった商品でも共通の成分を含むことを学びました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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