文献詳細
Derm.2016
文献概要
昭和大学皮膚科に入局してから早いもので15年が経とうとしている.大学や外勤先で外来を任されるようになると,患者に対してそれぞれ起こっている病態を説明できるようになりたいと思い,なるべくこだわるようにした.
診断をつけ,病気の説明をし,必要な検査,処方をする.外用,内服の仕方,治る見込みの説明.患者それぞれにそれまでの経緯があり,それも踏まえた説明も必要になる.肉眼的に見えている現症だけでなく,組織学的にどのような変化が起こっているかを説明に加えられればなお良い.それをスムーズにやれるようになるには,それぞれの疾患に対して他方面からの深い理解ができてないとなかなか難しい.
診断をつけ,病気の説明をし,必要な検査,処方をする.外用,内服の仕方,治る見込みの説明.患者それぞれにそれまでの経緯があり,それも踏まえた説明も必要になる.肉眼的に見えている現症だけでなく,組織学的にどのような変化が起こっているかを説明に加えられればなお良い.それをスムーズにやれるようになるには,それぞれの疾患に対して他方面からの深い理解ができてないとなかなか難しい.
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