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文献概要
連載 Clinical Exercise・105
Q考えられる疾患は何か?
著者: 藤岡愛1
所属機関: 1高知県立幡多けんみん病院皮膚科
ページ範囲:P.367 - P.368
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症 例:79歳,女性
主 訴:左下腿の圧痛を伴う紫斑
既往歴:肝硬変(C型肝炎ウイルスとアルコールによる)で消化器科通院中
家族歴:特記すべき事項なし.
現病歴:アジの刺身を食べ3日後に嘔吐腹痛で近医を受診したが,ショック状態となり当院消化器科へ緊急搬送された.ICUで全身管理を行っていたところ,第3病日に左下腿に圧痛を伴う紫斑が出現し当科を紹介された.
初診時現症:左下腿のみに中心部に血疱を有し,一部周囲に水疱を伴う鶏卵大の環状紅斑と,著明な圧痛を伴う紫斑を認めた(図1).
症 例:79歳,女性
主 訴:左下腿の圧痛を伴う紫斑
既往歴:肝硬変(C型肝炎ウイルスとアルコールによる)で消化器科通院中
家族歴:特記すべき事項なし.
現病歴:アジの刺身を食べ3日後に嘔吐腹痛で近医を受診したが,ショック状態となり当院消化器科へ緊急搬送された.ICUで全身管理を行っていたところ,第3病日に左下腿に圧痛を伴う紫斑が出現し当科を紹介された.
初診時現症:左下腿のみに中心部に血疱を有し,一部周囲に水疱を伴う鶏卵大の環状紅斑と,著明な圧痛を伴う紫斑を認めた(図1).
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