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グローバル化時代の感染症対策—世界で活躍する皮膚科医!
著者: 四津里英12
所属機関: 1国立駿河療養所皮膚科 2国立国際医療研究センター病院皮膚科
ページ範囲:P.764 - P.765
文献購入ページに移動 1.はじめに
最近のグローバル化時代を受け,感染症の拡散ならびに感染症対策が加速化している.世界三大感染症といわれるAIDS,マラリア,結核はいまだにその脅威の終焉からほど遠いが,新たな感染症にも焦点があたるようになっている.感染症対策というと皮膚科とはあまり縁のないことのように考えられがちだが,この流れの中で皮膚科医の活躍が必要とされる分野ができつつある.筆者も皮膚科と国際保健に対する2つの興味とをどのように融合できるか悩んでいた時期もあるが,現在は,日本での臨床の仕事の傍ら,皮膚科医として世界保健機関(World Health Organization:WHO)の仕事やアフリカでの研究に携わるようになった.このコラムでは,筆者の経験を紹介し,グローバル化時代の感染症対策について皮膚科医がどう活躍できるか考察する.
最近のグローバル化時代を受け,感染症の拡散ならびに感染症対策が加速化している.世界三大感染症といわれるAIDS,マラリア,結核はいまだにその脅威の終焉からほど遠いが,新たな感染症にも焦点があたるようになっている.感染症対策というと皮膚科とはあまり縁のないことのように考えられがちだが,この流れの中で皮膚科医の活躍が必要とされる分野ができつつある.筆者も皮膚科と国際保健に対する2つの興味とをどのように融合できるか悩んでいた時期もあるが,現在は,日本での臨床の仕事の傍ら,皮膚科医として世界保健機関(World Health Organization:WHO)の仕事やアフリカでの研究に携わるようになった.このコラムでは,筆者の経験を紹介し,グローバル化時代の感染症対策について皮膚科医がどう活躍できるか考察する.
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