文献詳細
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文献紹介 Langerhans細胞のCD1aによる脂質抗原提示が炎症性皮膚疾患を制御する フリーアクセス
著者: 入來景悟1
所属機関: 1慶應義塾大学
ページ範囲:P.898 - P.898
文献概要
その分子構造からウルシオール脂質をCD1aによって提示される抗原の候補と考え,ウルシオール脂質を用いたウルシ皮膚炎モデルでCD1a-tgおよび野生型マウスを比較した.すると,CD1a-tgマウスで皮膚肥厚が増悪し,IL-17産生およびIL-17/22共産生のCD4陽性T細胞を含む炎症細胞の皮膚浸潤が増加した.これらは抗CD1a抗体投与によって抑制されたことから,CD1a依存性と考えられた.
参考文献
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