文献詳細
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文献紹介 天疱瘡治療におけるリツキシマブ・短期ステロイド併用療法の有効性を検討した前向き多施設共同無作為化比較試験 フリーアクセス
著者: 畠中美帆1
所属機関: 1慶應義塾大学
ページ範囲:P.918 - P.918
文献概要
25施設での,前向き,多施設共同の無作為化比較試験で,対象は18〜80歳の新規に診断された天疱瘡の未治療の患者で,観察期間は3年間である.対象は無作為に次の2群に分けた.①ステロイド単独投与群:1.0〜1.5mg/kg/日の経口ステロイドを単独で12〜18か月間投与(44例),②リツキシマブ・短期ステロイド併用群:リツキシマブをday 0,14に1,000mg,12か月目,18か月目に500mg経静脈投与し,より少量のステロイド短期間投与(0.5〜1.0mg/kg/日を3または6か月かけて漸減)を組み合わせた(46例).
参考文献
掲載誌情報