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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科71巻2号

2017年02月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・114

Q考えられる疾患は何か?

著者: 岸隆行1

所属機関: 1岩手県立久慈病院皮膚科

ページ範囲:P.99 - P.100

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症例
患 者:58歳,女性
主 訴:顔面の紅色丘疹
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:約10年前から橋本病でレボチロキシン(チラージン®)を内服中.
現病歴:6年前から右鼻翼部に自覚症状を欠く紅色丘疹が出現.徐々に眉間部のほうへ増数し,近医より当科を紹介され受診した.
現 症:右眉間部および鼻翼部に米粒大から小豆大程度の光沢を有する円形の紅色丘疹を数個認めた(図1).発熱,体重減少,盗汗などの症状は認めず,表在性リンパ節腫大,肝脾腫,口腔の乾燥症状なども認めなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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