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文献概要
1. 病院に勤務する常勤医の数は減少している
日本臨床皮膚科医会の勤務医委員会の全国調査では,皮膚科常勤医がいる一般病院は平成21年(2009年)の892施設から平成26年(2014年)には796施設へと減少し,一般病院に常勤する皮膚科医の数も1,510名から1,445名に減少している1).病院に勤務する皮膚科医の減少は,重症あるいは難治な皮膚疾患の診療を受ける機会と施設の減少に直結し,社会全体の不利益になることが危惧される.
日本臨床皮膚科医会の勤務医委員会の全国調査では,皮膚科常勤医がいる一般病院は平成21年(2009年)の892施設から平成26年(2014年)には796施設へと減少し,一般病院に常勤する皮膚科医の数も1,510名から1,445名に減少している1).病院に勤務する皮膚科医の減少は,重症あるいは難治な皮膚疾患の診療を受ける機会と施設の減少に直結し,社会全体の不利益になることが危惧される.
参考文献
1) 若林正治:第31回日本臨床皮膚科医会③シンポジウム3-1皮膚科医療を取り巻く現状について.マルホ皮膚科セミナー http://medical.radionikkei.jp/maruho_hifuka/maruho_hifuka_pdf/maruho_hifuka-160128.pdf
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