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文献概要
連載 Clinical Exercise・117
Q考えられる疾患は何か?
著者: 種瀬啓士1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部皮膚科
ページ範囲:P.383 - P.384
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患 者:41歳,男性
主 訴:頭皮の肥厚および深い皺襞
既往歴:精神発達遅滞
現病歴:17歳頃に頭部の皮膚肥厚を自覚した.以後顕著となったため,精査目的にて受診.
初診時現症:前額部および被髪頭部の皮膚が全体に肥厚して皺襞を形成し,いわゆる脳回転状皮膚を呈していた(図1a).指趾末端は腫大し太鼓ばち状に,爪甲は時計皿状であった(図1b).
患 者:41歳,男性
主 訴:頭皮の肥厚および深い皺襞
既往歴:精神発達遅滞
現病歴:17歳頃に頭部の皮膚肥厚を自覚した.以後顕著となったため,精査目的にて受診.
初診時現症:前額部および被髪頭部の皮膚が全体に肥厚して皺襞を形成し,いわゆる脳回転状皮膚を呈していた(図1a).指趾末端は腫大し太鼓ばち状に,爪甲は時計皿状であった(図1b).
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