症例
患 者:28歳,女性
主 訴:体幹部,頭部,四肢に鱗屑と小膿疱を伴う紅色環状皮疹
既往歴:14歳;IgA腎症,15歳;円形脱毛症,28歳;卵巣茎捻転
現病歴:中学生時に尋常性乾癬と診断され,外用加療で皮疹は収束した.23歳時より後頭部,腹部全周,四肢の一部に環状ないし連圏状で辺縁に襟飾り様鱗屑と小膿疱を伴う紅班を認め,その後消退と再燃を繰り返している.皮疹部は軽度の瘙痒を認めた.
初診時現症:腹部全周,後頭部,肘部に直径5〜20cm大の一部連圏状の環状紅斑を認めた(図1).紅斑辺縁はやや浮腫状で軽度の襟飾り様鱗屑と小膿疱を伴い,中心部は治癒傾向であった.全身症状なし.
雑誌目次
臨床皮膚科71巻7号
2017年06月発行
雑誌目次
連載 Clinical Exercise・118
Q考えられる疾患は何か?
著者: 小野さち子
ページ範囲:P.479 - P.480
マイオピニオン
今こそパッチテストを
著者: 伊藤明子
ページ範囲:P.482 - P.483
1.はじめに
2015年にready-to-useのパッチテスト試薬が発売された.私がまだ大学院を卒業したばかりで,重症熱傷や菌状息肉症,薬疹に水疱症などの患者さんの処置と並行してパッチテストの準備をしていたときに,ある後輩が「パッとそのまま貼れば良い試薬があるといいなあ」とつぶやいていたことを思い出す.すでに海外ではT.R.U.E. test®が発売されていた.その後,ready-to-useの試薬についてどのように考えるかというアンケートがきた.当時,私は「反対」意見を記載したと記憶する.刺激がある試薬を希釈して貼れない,再検をしたいアレルゲンだけを選んで貼れない,重要なアレルゲンは場所を変えて2か所貼りたい,すでに強陽性を示すことが判明しているアレルゲンは除いて貼りたい,などの理由を書き連ねたように思う.当時はまだJapanese standard allergens(JSA)の威力には気がついていなかった.しかし,テスト前に時間をかけて丁寧に問診しても気がつけなかったにもかかわらず,JSAの結果から予想外の原因にすんなりとたどり着けたという事例を経験し,一般的な皮膚科診療におけるJSAの有益性に気がついた.製品のパッチテストが陰性でもJSAのお陰で原因を見逃さずに済むということも実感するようになった.国内の接触皮膚炎診療の状況を知るようになって,接触皮膚炎診療に必須のパッチテストが実は普及していないこと,日本人のためのJSAにもかかわらず日本で入手し難く,JSAを活用する皮膚科医はさらに少数派であることは非常に問題であると感じるようになった.時間をかけて患者の持参品を削って,練って,砕いて,切って,希釈して,漸く貼ったのに,原因がわからなければ,患者さんも皮膚科医もがっかりである.現在ではJSAを貼らないパッチテストは考えにくい.
症例報告
肝細胞癌に先行して発症したSweet病の1例
著者: 藤原碧 , 安藤純実 , 八幡陽子
ページ範囲:P.484 - P.488
要約 71歳,男性.5日前から左大腿外側に発赤が出現し,徐々に両下肢と右上肢にも多発してきたため,当科を受診した.既往歴にC型慢性肝炎があった.当科初診時,38℃以上の発熱と左下腿屈側・両大腿外側・右前腕屈側に3〜20cm大の硬結を伴う有痛性浮腫性紅斑を認めた.左大腿外側の浮腫性紅斑の病理組織像は,真皮浅層から深層,脂肪織にかけての好中球主体の炎症細胞浸潤で,組織培養は細菌・真菌・抗酸菌すべて陰性であった.血液検査所見では好中球優位の白血球増加,CRP陽性が認められ,Sweet病と診断した.ヨウ化カリウム内服を開始したが効果がなく,ステロイドの内服を開始したところ,速やかに紅斑は消退した.ほぼ同時期に画像検査で肝細胞癌が指摘された.Sweet病の15〜20%に悪性腫瘍が合併するが,その多くが血液疾患であり固形腫瘍は稀である.Sweet病診断時には,血液腫瘍のみでなく内臓悪性腫瘍合併の有無も検討する必要があると考えた.
メトトレキサート投与中の関節リウマチ患者に多発したリウマチ結節
著者: 小野蘭 , 高橋奈々子 , 北見由季 , 末木博彦
ページ範囲:P.489 - P.493
要約 69歳,女性.15年前に関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)に罹患し,10年前よりメトトレキサート(MTX)の投与を受けていた.初診1か月前に左肘頭に直径27mm大の無痛性,弾性やや硬の一部囊腫状に触知する結節を生じた.初診2か月後,右1趾掌側の基部に小指頭大の波動を触れる無痛性の結節に気づいた.肘頭はリウマチ結節,足趾は外傷性表皮囊腫を疑い全摘出した.病理組織学的に,いずれも真皮中層に膠原線維の変性巣を取り囲む柵状肉芽腫の所見であり,リウマチ結節と診断した.近年,リウマチ結節の発症にMTXの関与が注目されている.自験例ではRAの病勢はコントロールされていたにもかかわらず短期間に連続して2か所でリウマチ結節を発症した.発症部位が肘頭と母趾基部は刺激を受けやすいリウマチ結節の好発部位であり,その後はMTXを継続しても再発がないことから,MTXによるaccelerated nodulosisには該当しないものと考えられた.
γグロブリン大量療法で皮疹の改善がみられたthymoma-associated multiorgan autoimmunityの1例
著者: 菅野恭子 , 梅影香央理 , 林圭 , 飯沼晋 , 小松成綱 , 堀仁子 , 本間大 , 山本泰司 , 山本明美
ページ範囲:P.495 - P.500
要約 42歳,男性.初診の1か月前から体幹部に紅色皮疹が出現し四肢に拡大した.10年前から浸潤性胸腺腫があり化学療法を施行されていた.病理組織像で表皮上層の個細胞角化とリンパ球の表皮内浸潤がみられ,浸潤する細胞の多くはCD8陽性T細胞であった.胸腺腫の既往と移植片対宿主病(graft versus host disease:GVHD)様の皮膚症状,肝障害からthymoma-associated multiorgan autoimmunity(TAMA)と診断した.合併症の重症筋無力症の治療にγグロブリン大量療法(intravenous immunoglobulin:IVIG)を施行したところ皮膚症状の改善をみたが,その後消化器症状が出現した.ステロイドパルス療法およびステロイドの増量で改善したが,胸腺腫に対する化学療法を開始したところ侵襲性肺アスペルギルス症を発症し永眠された.TAMAは制御性T細胞が減少しGVHD様の症状がみられるが,確立した治療法がなく,免疫抑制治療による感染症で死亡する例が多い.自験例ではIVIGで皮疹の改善がみられ,ある一定の効果が得られたことから,考慮されるべき治療法と考えた.
多発する紫斑および顔貌,下腿浮腫から診断に至った全身性アミロイドーシスの1例
著者: 倉田裕介 , 梅原かおり , 安野秀一郎 , 中村好貴
ページ範囲:P.501 - P.505
要約 62歳,女性.初診3か月前にバイクで転倒し左右下腿に裂傷受傷.近医皮膚科で加療されるが改善しないため,当科に紹介され受診し,精査目的で入院となった.初診時には両下腿に浮腫を伴う皮膚潰瘍を認め,大腿,手背,頸部などに紫斑を認めた.大腿紫斑部の皮膚生検で真皮深層にAλアミロイド沈着を認めた.舌,消化管からの生検においてもAλアミロイド沈着を認め全身性アミロイドーシスと診断した.多彩な初期臨床像を呈するアミロイドーシスの診断で最も重要なことは,患者の症候よりアミロイドーシスを疑うことであり,自験例のように下腿浮腫や紫斑,皮下出血を認める場合は腎機能,凝固系の異常のみならず全身性アミロイドーシスを鑑別に挙げ早期に皮膚生検を行うべきであると考えた.
蜂刺症後に横紋筋融解症を生じた兄弟例
著者: 平川佳葉子 , 原田直江 , 森川博文 , 辻徹郎 , 田中稔彦
ページ範囲:P.506 - P.510
要約 6歳と8歳の兄弟.山中で蜂に複数か所刺された.帰宅後,軟便・嘔気・嘔吐などの症状を認めたため,救急車で近医総合病院を受診し,ステロイド,抗ヒスタミン剤の点滴後帰宅した.蜂刺傷部の疼痛,弟は夜間に38℃の発熱を認め,翌日近医皮膚科を受診し,当科に紹介された.兄弟ともに蒼白化を伴う刺傷部が数か所存在した.血中CK値の上昇,ミオグロビン尿より,蜂刺症による横紋筋融解症と診断した.同日当院小児科に紹介し,腎保護目的に入院した.ステロイドの点滴と輸液を施行し,腎機能障害を起こすことなく退院した.経過中刺傷部は徐々に壊死を認めるようになり難治化した.蜂刺症に伴う横紋筋融解症は稀だが,発症すると血液透析や死亡に至る例も少なくない.年齢,CK値,刺傷数,蜂刺傷部の皮下出血,壊死所見などが横紋筋融解症の発症や重症化の予測に有用な所見と考える.蜂刺症による横紋筋融解症の発症,重症化を早期に把握し,治療を開始することが大切である.
7年間の経過観察中に有棘細胞癌を発症した口唇部扁平苔癬の1例
著者: 齊藤優子 , 川北梨乃 , 大井裕美子 , 佐々木優 , 吉田哲也 , 佐藤友隆 , 落合博子 , 福田知雄
ページ範囲:P.511 - P.514
要約 64歳,女性.下口唇のびらんで当科初診した.皮膚生検を行ったところ扁平苔癬様の帯状の炎症性細胞浸潤に加え,一部に日光角化症を疑わせる細胞異型を認めた.臨床と併せ,扁平苔癬として7年間経過観察を行った.その間びらんは軽快,増悪を繰り返した.改めて原因検索として行ったパッチテストでパラジウムに対する陽性所見が得られたため,近医歯科に金属除去を依頼した.歯科治療前から下口唇びらん部に隆起傾向がみられたが,金属除去を予定していたため,そのまま経過観察していた.しかし,金属除去後も隆起傾向が続いたため再生検を施行,有棘細胞癌の所見を確認した.病理検査で細胞異型を認める扁平苔癖の場合は高率にmalignant transformationが起こる可能性があり,また自験例のように長期間経過してからのmalignant transformationの報告もあるため,長期間の注意深い経過観察が重要であると考える.
Papillary tubular adenomaの1例—ダーモスコピーおよび超音波所見について
著者: 岩崎文 , 白井浩平 , 新井崇 , 前田龍郎 , 原田和俊 , 坪井良治 , 梅林芳弘
ページ範囲:P.515 - P.518
要約 84歳,女性.10年程前,右下腿に結節が出現し,徐々に増大したため受診した.初診時,右下腿伸側に12×11mm大,弾性硬の紅色結節が存在した.ダーモスコピーで結節中央は大小の白色類円形構造を呈していた.超音波検査では多数の点状高エコーを示し,豊富な血流シグナルの流入を認めた.病理組織学所見で真皮内に大小の類円形の管腔構造があり,管腔壁の一部が乳頭状の増生を示したことから,papillary tubular adenoma(PTA)と診断した.自験例ではダーモスコピーと超音波検査で上記のような特徴的な所見が認められた.PTAは比較的稀な皮膚附属器腫瘍であるが,今後症例を蓄積することで,ダーモスコピーと超音波検査による術前診断が可能になると考えられた.
有棘細胞癌術後出血により慢性播種性血管内凝固症候群を診断しえた1例
著者: 東山文香 , 横山智哉 , 馬岡愛 , 尾本陽一 , 波部幸司 , 山中恵一 , 松本剛史 , 和田英夫 , 水谷仁
ページ範囲:P.519 - P.522
要約 80歳台,男性.2年前より右耳前部の腫瘍を自覚した.前医での皮膚生検病理組織像にて,有棘細胞癌(squamous cell carcinoma:SCC)が疑われ,手術目的で当科を紹介受診した.SCC切除術後,創部より持続性の出血をきたした.血液検査ではTATの上昇と凝固系の亢進状態およびFDP,D-dimmer,PICの上昇と線溶系の亢進状態を示した.既往に胸腹部大動脈瘤のステント治療歴があり,周術期の経過から同部位の血管内血流異常によって生じた慢性播種性血管内凝固症候群と診断しえた.高齢化に伴い他の合併疾患により術後出血を起こす可能性のある症例は今後増加が危惧される.基礎疾患,患者背景への留意はもちろんのこと紫斑という皮疹に対する考察の必要性を喚起させられた症例であった.
若年者に発症し,鼠径リンパ節転移を認めた大腿部脈管肉腫の1例
著者: 澤田美穂 , 舩越建 , 内田理美 , 種瀬啓士 , 畑康樹 , 相原英雄 , 佐々木文 , 亀山香織 , 谷川瑛子
ページ範囲:P.523 - P.527
要約 19歳,男性.2015年7月に左大腿内側に赤褐色の結節を自覚し,増大したため近医で単純切除された.発症前に外傷や下肢の浮腫はなかった.病理組織像では表皮直下から脂肪織にかけて核異型を伴う血管内皮様細胞が浸潤増殖し,一部に脈管形成を認めた.腫瘍細胞はCD31,D2-40が陽性でリンパ管マーカーで優位に染色された.PET-CTで術創部と左鼠径リンパ節に異常集積を認めた.前医での切除部残存病変から2cmの側方マージンで全摘出し,左鼠径リンパ節郭清術後,術後補助療法としてDG療法(ドセタキセル75mg/m2;第8日,ゲムシタビン1,000mg/m2;第1,8日)を3クール実施した.自験例は若年者の大腿部に発症した脈管肉腫で,代表的な病型のいずれにも当てはまらない非常に稀な症例であった.文献的考察により若年発症例では発症部位,基礎疾患,誘因,予後は多様であり,一定の傾向がないことがわかった.
慢性型頸部放線菌症の1例
著者: 中島聡子 , 宮下梓 , 新森大佑 , 神人正寿 , 尹浩信 , 山下直子
ページ範囲:P.528 - P.532
要約 65歳,男性.基礎疾患に糖尿病と歯槽膿漏あり.当科初診の約1か月前に前頸部の腫脹・硬結・疼痛が出現,37℃台の微熱を伴った.近医を受診し,抗菌薬を内服したが難治であったため当科を紹介され受診した.頸部造影CTで左胸鎖乳突筋周囲に増強効果を伴う軟部影を認め,皮下膿瘍が疑われた.皮膚生検の結果,HE染色で菌塊を認め,Grocott染色陽性,Ziehl-Neelsen染色陰性であり,放線菌症と診断した.入院の上切開排膿を行い,連日の洗浄およびカルバペネム系抗菌薬点滴を開始し,診断後はペニシリン系抗菌薬を内服し症状は軽快した.放線菌症の診断は,抗菌薬の頻用のため培養での検出率は高くなく,病理組織や特殊染色の診断における有用性を再確認した.
ステロイド長期投与患者に発症した皮膚クリプトコッカス症および真菌血症の1例
著者: 浜重純平 , 増地裕 , 廣谷茜
ページ範囲:P.533 - P.537
要約 87歳,女性.糖尿病とBehçet病のためプレドニゾロン(PSL)10mg/日長期内服中であった.2015年6月中旬に発熱と右下腿の発赤・腫脹・潰瘍が出現し,蜂窩織炎・敗血症を疑って抗菌薬点滴を開始した.血液培養・皮膚培養から
ヒトヒフバエによるハエ幼虫症の1例
著者: 中村友果 , 高旗博昭 , 佐藤宏
ページ範囲:P.538 - P.542
要約 31歳,女性.初診7か月前より中南米に滞在しており,3週間前より右肘部に2か所の結節を自覚していた.帰国後,結節中央より白色虫体を認め,自宅にて自己圧出後,虫体を持参し当科を受診した.右肘部に瘻孔を伴う紅色結節を2か所認め,うち1か所の瘻孔から白色虫体の一部が観察された.カラードプラ超音波検査では,虫体を示す高エコー領域内に体液流を認め,検査中に虫体が動く様子も確認できた.局所麻酔下に,瘻孔部より切開を加え,虫体を摘出した.虫体はヒトヒフバエの2齢幼虫と同定した.海外渡航の増加に伴い,本邦に生息しない生物による疾患に遭遇する機会も増えると予想される.詳細な問診を行うとともに,自験例のような寄生虫疾患も念頭に置く必要があると考える.
受傷後早期に著明な血小板減少をきたしたマムシ咬傷の1例
著者: 溝上沙央里 , 江口弘伸 , 名嘉眞武国
ページ範囲:P.543 - P.547
要約 10歳,男児.小学校の校庭で蛇を捕まえようとしたところ右示指を咬まれ,受傷50分後に救急搬送された.初診時,手指から手背にかけて腫脹し,示指基部に2か所の牙痕を認めた.教職員が持参した蛇の体の斑紋よりマムシ咬傷Grade Ⅰと診断した.搬送時の血小板は2.0×104/μlと著明に減少しており,マムシ抗毒素血清を投与した.受傷16時間後に腫脹は肘関節に及んだが,血小板は18.5×104/μlまで改善した.その後,腫脹も改善し第10病日に退院した.マムシ咬傷では,血管内に毒素が注入されると,局所の腫脹が軽度であっても急速な血小板減少や全身の出血症状をきたし重篤化しやすいといわれている.血小板減少はマムシ抗毒素血清の投与で速やかに改善することが多く,受傷後早期に血小板減少をきたした場合には,全身への毒の波及を想定して,Gradeにかかわらず早急にマムシ抗毒素血清の投与を考慮するべきである.
血行再建および骨髄露出閉鎖療法によって救肢した重症下肢虚血の1例
著者: 春山興右 , 堀口葉子 , 三宅真未 , 棟田加奈子 , 高野裕子 , 大久保佳子 , 沢田泰之
ページ範囲:P.549 - P.554
要約 60歳,男性.糖尿病,閉塞性動脈硬化症による膝下3分枝の動脈閉塞を基礎とした足ガス壊疽を生じた.末梢血管カテーテル治療にて若干の血流量改善が得られたが,血流量は不十分で壊疽は進行した.このため,カテーテル治療で改善させた後脛骨動脈に対して膝窩動脈からバイパス術を施行し,十分な血流量を確保した.さらに,血流の改善した壊疽部位に対し,骨髄露出閉鎖療法を行うことで下肢救済に成功した.従来,下肢切断を余儀なくされてきた相当進行した重症下肢虚血であっても,適切な血行再建を行い骨髄露出閉鎖療法を併用することで,救肢と患者のQOL向上に寄与することが可能と考えられた.
臨床統計
乾癬患者におけるインフリキシマブ治療継続率—熊本大学における検討
著者: 川野勇歩 , 梶原一亨 , 山田早織 , 市原麻子 , 牧野雄成 , 福島聡 , 神人正寿 , 尹浩信
ページ範囲:P.555 - P.558
要約 当院の乾癬に対するインフリキシマブの継続率と中止理由について後ろ向き観察研究で検討した.投与症例は52例であり,1年継続率は58%,2年継続率は37%であった.治療継続期間中央値は,尋常性乾癬では70週,関節症性乾癬では78週,尋常性および関節症性乾癬合計では74週であった.また初回投与から1年経過した患者の投与中止理由の内訳は,25%が効果不十分,40%が有害事象,35%がその他の理由であった.初回投与から2年経過した患者の投与中止理由の内訳は,29%が効果不十分,38%が有害事象,33%がその他の理由であった.その他の理由の多くは医療費負担のためであり,生物学的製剤の継続を阻害する因子の1つとして高額な医療費負担が挙げられると考えられた.
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欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.477 - P.477
文献紹介 ライソゾームの機能不全はマクロファージの遊走能を障害し,結核菌に対する易感染性をもたらす フリーアクセス
著者: 田中千尋
ページ範囲:P.542 - P.542
結核菌は肺胞上皮から侵入した後,肺胞マクロファージに貪食される.貪食後,周囲から新たなマクロファージが動員され,肉芽腫を形成し,結核菌を隔離する.このとき,動員されるマクロファージが欠乏していた場合,肉芽腫は形成不全に陥り,感染が拡大する.このようにマクロファージの遊走能は肉芽腫形成に重要であることはわかっていたが,その詳細なメカニズムは不明であった.Bergらはゼブラフィッシュの
Bergらは
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.561 - P.561
あとがき フリーアクセス
著者: 石河晃
ページ範囲:P.564 - P.564
4月は人事異動や,就職,家族の入学など,仕事や私生活に大きな変化があった方が多いと思います.ゴールデンウイークも終わり,祝日が1日もない6月がやってきました.日本皮膚科学会総会をはじめとする学会も多くあり,遊びに出かける日がほとんどないのが6月です.さらに,人々の遊び心を封印するように天気も梅雨に入ります.こんな「真面目」な6月ですが,年間で本誌の論文投稿数が最も少ないのは実は6月です.新人や異動した人はまだ論文を書けない時期であり,また,上級医はまだ新人の面倒を見るので手一杯なのかもしれません.逆に投稿が多いのは12月から3月です.仕事に慣れて,次の人事異動の時期の前であること,それに専門医試験申請の締め切りが3月末であることも関係しているのかもしれません.論文投稿数が多いときは論文を指導する先生も大変ですので,できるだけ投稿の少ない6月に論文を書くことをお勧めします,と手前味噌なお願いをします.
ところで,私が仕事で使用していたMacは気付いたら10年目を迎え,近年のファイルの大容量化についてゆくのには限界がきていました.20年来のMacユーザーですが,Intelがプロセッサーに使われてから非常に安定して長期間の使用に耐えてくれました.新年度を機に新機種に移行しました.新機種はネットワークに接続するだけで古いMacを認識し,移行プログラムが立ち上がり,指示のとおりにクリックするだけでファイルやソフト,設定を丸ごと移行してくれます.と,ここまではよかったのですが,移行プログラムは古いファイル,古いソフトもとりあえず丸呑みして移行するため,これが時に悪さをするようです.私の新iMacは移行後に起動しなくなり,Appleサービスのお兄さんの2〜3時間にわたる電話越しの対応により復帰しました.20年間代々のMacに積もっていった垢を飲み込み続けて病気になったようです.まだ垢をすべて吐き出していないので病気が再発するかもしれませんが,気難しかった昔のMacを思えばこれしきのことは何ともありません.新Macで無事このあとがきを書き終えて,6月号に添えてお届けします.
全国大学医学部・医科大学皮膚科教室名簿,所在地一覧
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基本情報
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40巻8号(1986年8月発行)
40巻7号(1986年7月発行)
40巻6号(1986年6月発行)
40巻5号(1986年5月発行)
40巻4号(1986年4月発行)
40巻3号(1986年3月発行)
40巻2号(1986年2月発行)
40巻1号(1986年1月発行)
39巻12号(1985年12月発行)
39巻11号(1985年11月発行)
39巻10号(1985年10月発行)
39巻9号(1985年9月発行)
39巻8号(1985年8月発行)
39巻7号(1985年7月発行)
39巻6号(1985年6月発行)
39巻5号(1985年5月発行)
39巻4号(1985年4月発行)
39巻3号(1985年3月発行)
39巻2号(1985年2月発行)
39巻1号(1985年1月発行)
38巻12号(1984年12月発行)
38巻11号(1984年11月発行)
38巻10号(1984年10月発行)
38巻9号(1984年9月発行)
38巻8号(1984年8月発行)
38巻7号(1984年7月発行)
38巻6号(1984年6月発行)
38巻5号(1984年5月発行)
38巻4号(1984年4月発行)
38巻3号(1984年3月発行)
38巻2号(1984年2月発行)
38巻1号(1984年1月発行)
37巻12号(1983年12月発行)
37巻11号(1983年11月発行)
37巻10号(1983年10月発行)
37巻9号(1983年9月発行)
37巻8号(1983年8月発行)
37巻7号(1983年7月発行)
37巻6号(1983年6月発行)
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37巻4号(1983年4月発行)
37巻3号(1983年3月発行)
37巻2号(1983年2月発行)
37巻1号(1983年1月発行)
36巻12号(1982年12月発行)
36巻11号(1982年11月発行)
36巻10号(1982年10月発行)
36巻9号(1982年9月発行)
36巻8号(1982年8月発行)
36巻7号(1982年7月発行)
36巻6号(1982年6月発行)
36巻5号(1982年5月発行)
36巻4号(1982年4月発行)
36巻3号(1982年3月発行)
36巻2号(1982年2月発行)
36巻1号(1982年1月発行)
35巻12号(1981年12月発行)
35巻11号(1981年11月発行)
35巻10号(1981年10月発行)
35巻9号(1981年9月発行)
35巻8号(1981年8月発行)
35巻7号(1981年7月発行)
35巻6号(1981年6月発行)
35巻5号(1981年5月発行)
35巻4号(1981年4月発行)
35巻3号(1981年3月発行)
35巻2号(1981年2月発行)
35巻1号(1981年1月発行)
34巻12号(1980年12月発行)
34巻11号(1980年11月発行)
34巻10号(1980年10月発行)
34巻9号(1980年9月発行)
34巻8号(1980年8月発行)
34巻7号(1980年7月発行)
34巻6号(1980年6月発行)
34巻5号(1980年5月発行)
34巻4号(1980年4月発行)
34巻3号(1980年3月発行)
34巻2号(1980年2月発行)
34巻1号(1980年1月発行)
33巻12号(1979年12月発行)
33巻11号(1979年11月発行)
33巻10号(1979年10月発行)
33巻9号(1979年9月発行)
33巻8号(1979年8月発行)
33巻7号(1979年7月発行)
33巻6号(1979年6月発行)
33巻5号(1979年5月発行)
33巻4号(1979年4月発行)
33巻3号(1979年3月発行)
33巻2号(1979年2月発行)
33巻1号(1979年1月発行)
32巻12号(1978年12月発行)
32巻11号(1978年11月発行)
32巻10号(1978年10月発行)
32巻9号(1978年9月発行)
32巻8号(1978年8月発行)
32巻7号(1978年7月発行)
32巻6号(1978年6月発行)
32巻5号(1978年5月発行)
32巻4号(1978年4月発行)
32巻3号(1978年3月発行)
32巻2号(1978年2月発行)
32巻1号(1978年1月発行)
31巻12号(1977年12月発行)
31巻11号(1977年11月発行)
31巻10号(1977年10月発行)
31巻9号(1977年9月発行)
31巻8号(1977年8月発行)
31巻7号(1977年7月発行)
31巻6号(1977年6月発行)
31巻5号(1977年5月発行)
31巻4号(1977年4月発行)
31巻3号(1977年3月発行)
31巻2号(1977年2月発行)
31巻1号(1977年1月発行)
30巻12号(1976年12月発行)
30巻11号(1976年11月発行)
30巻10号(1976年10月発行)
30巻9号(1976年9月発行)
30巻8号(1976年8月発行)
30巻7号(1976年7月発行)
30巻6号(1976年6月発行)
30巻5号(1976年5月発行)
30巻4号(1976年4月発行)
30巻3号(1976年3月発行)
30巻2号(1976年2月発行)
30巻1号(1976年1月発行)
29巻12号(1975年12月発行)
29巻11号(1975年11月発行)
29巻10号(1975年10月発行)
29巻9号(1975年9月発行)
29巻8号(1975年8月発行)
29巻7号(1975年7月発行)
29巻6号(1975年6月発行)
29巻5号(1975年5月発行)
29巻4号(1975年4月発行)
29巻3号(1975年3月発行)
29巻2号(1975年2月発行)
29巻1号(1975年1月発行)
28巻12号(1974年12月発行)
28巻11号(1974年11月発行)
28巻10号(1974年10月発行)
28巻8号(1974年8月発行)
28巻7号(1974年7月発行)
28巻6号(1974年6月発行)
28巻5号(1974年5月発行)
28巻4号(1974年4月発行)
28巻3号(1974年3月発行)
28巻2号(1974年2月発行)
28巻1号(1974年1月発行)
27巻12号(1973年12月発行)
27巻11号(1973年11月発行)
27巻10号(1973年10月発行)
27巻9号(1973年9月発行)
27巻8号(1973年8月発行)
27巻7号(1973年7月発行)
27巻6号(1973年6月発行)
27巻5号(1973年5月発行)
27巻4号(1973年4月発行)
27巻3号(1973年3月発行)
27巻2号(1973年2月発行)
27巻1号(1973年1月発行)
26巻12号(1972年12月発行)
26巻11号(1972年11月発行)
26巻10号(1972年10月発行)
26巻9号(1972年9月発行)
26巻8号(1972年8月発行)
26巻7号(1972年7月発行)
26巻6号(1972年6月発行)
26巻5号(1972年5月発行)
26巻4号(1972年4月発行)
26巻3号(1972年3月発行)
26巻2号(1972年2月発行)
26巻1号(1972年1月発行)
25巻13号(1971年12月発行)
特集 小児の皮膚疾患
25巻12号(1971年12月発行)
25巻11号(1971年11月発行)
25巻10号(1971年10月発行)
25巻9号(1971年9月発行)
25巻8号(1971年8月発行)
25巻7号(1971年7月発行)
特集 基底膜
25巻6号(1971年6月発行)
25巻5号(1971年5月発行)
25巻4号(1971年4月発行)
25巻3号(1971年3月発行)
25巻2号(1971年2月発行)
25巻1号(1971年1月発行)
24巻12号(1970年12月発行)
24巻11号(1970年11月発行)
24巻10号(1970年10月発行)
24巻9号(1970年9月発行)
24巻8号(1970年8月発行)
24巻7号(1970年7月発行)
24巻6号(1970年6月発行)
24巻5号(1970年5月発行)
24巻4号(1970年4月発行)
24巻3号(1970年3月発行)
24巻2号(1970年2月発行)
24巻1号(1970年1月発行)
23巻12号(1969年12月発行)
23巻11号(1969年11月発行)
23巻10号(1969年10月発行)
23巻9号(1969年9月発行)
23巻8号(1969年8月発行)
23巻7号(1969年7月発行)
23巻6号(1969年6月発行)
23巻5号(1969年5月発行)
23巻4号(1969年4月発行)
23巻3号(1969年3月発行)
23巻2号(1969年2月発行)
23巻1号(1969年1月発行)