文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・136
Q考えられる疾患は何か?
著者: 森田明理1
所属機関: 1名古屋市立大学大学院医学研究科加齢・環境皮膚科学
ページ範囲:P.1027 - P.1028
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患 者:67歳,男性
主 訴:両下肢に多発する紫斑
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:高尿酸血症(47歳),心臓弁膜症(65歳)
現病歴:X年2〜5月にかけて歯科治療を受けた.7月初旬より約10日間39℃台の発熱が持続し当院内科を受診した.心雑音あり.入院後ペニシリンG 2,400×104単位/日の投与を開始され,大動脈弁置換術を施行された.その後,両下腿に紫斑が出現し,徐々に拡大してきたため,同月末に当科を紹介された.
初診時現症:両足背から膝上にかけて大小不同,不整形の紫斑が多発し,新旧の皮疹が混在していた.個々の皮疹は軽度の浸潤を触れる,いわゆるpalpable purpuraであった(図1a,b).
患 者:67歳,男性
主 訴:両下肢に多発する紫斑
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:高尿酸血症(47歳),心臓弁膜症(65歳)
現病歴:X年2〜5月にかけて歯科治療を受けた.7月初旬より約10日間39℃台の発熱が持続し当院内科を受診した.心雑音あり.入院後ペニシリンG 2,400×104単位/日の投与を開始され,大動脈弁置換術を施行された.その後,両下腿に紫斑が出現し,徐々に拡大してきたため,同月末に当科を紹介された.
初診時現症:両足背から膝上にかけて大小不同,不整形の紫斑が多発し,新旧の皮疹が混在していた.個々の皮疹は軽度の浸潤を触れる,いわゆるpalpable purpuraであった(図1a,b).
参考文献
加藤 愛,他:臨皮 63:640-643,2009
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