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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科72巻8号

2018年07月発行

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文献紹介 欧米人と日本人では悪性黒色腫のゲノムが異なる? フリーアクセス

著者: 中村善雄1

所属機関: 1慶應義塾大学

ページ範囲:P.607 - P.607

文献概要

 欧米における悪性黒色腫は表在拡大型,悪性黒子型などの皮膚型がほとんどであるのに対し,アジアでは末端黒子型や粘膜型が多い.
 Haywardらは皮膚型140例と末端黒子型35例/粘膜型8例の計183検体を用いて全ゲノムシーケンスを解析し,1塩基置換・挿入/欠失,染色体構造変化(1,000塩基以上の重複や欠失など),コーディング領域の変異,非コーディング領域の変異について,それぞれのサブタイプの特徴を明らかにした.

参考文献

Hayward NK, et al:Whole-genome landscapes of major melanoma subtypes. Nature 545:175, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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