文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・145
Q考えられる疾患は何か?
著者: 遠藤雪恵1
所属機関: 1群馬大学大学院医学系研究科皮膚病態学
ページ範囲:P.751 - P.752
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患 者:51歳,男性
主 訴:右臀部,両下肢のびらん,潰瘍を伴う紫紅色局面
既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:約半年前に右臀部,次いで両下肢に疼痛を伴う暗紫紅色の皮疹が出現し,次第に潰瘍化した.前医にて抗菌薬内服,スルファジアジン銀などで加療されたが軽快せず,当科を紹介され入院した.
現 症:右下肢,臀部,左膝部に鶏卵大までの暗紫紅色から紅褐色,扁平に隆起する局面が多発していた.大型の局面では中央にびらん,潰瘍を伴い,辺縁は堤防状に隆起していた(図1a,b).表在性リンパ節は触知しなかった.
患 者:51歳,男性
主 訴:右臀部,両下肢のびらん,潰瘍を伴う紫紅色局面
既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:約半年前に右臀部,次いで両下肢に疼痛を伴う暗紫紅色の皮疹が出現し,次第に潰瘍化した.前医にて抗菌薬内服,スルファジアジン銀などで加療されたが軽快せず,当科を紹介され入院した.
現 症:右下肢,臀部,左膝部に鶏卵大までの暗紫紅色から紅褐色,扁平に隆起する局面が多発していた.大型の局面では中央にびらん,潰瘍を伴い,辺縁は堤防状に隆起していた(図1a,b).表在性リンパ節は触知しなかった.
参考文献
田子 修,他:臨皮 61(11):901-903,2007
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