文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・146
Q考えられる疾患は何か?
著者: 大内健嗣1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部皮膚科学教室
ページ範囲:P.845 - P.846
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患 者:29歳,男性
主 訴:顔面の紅色結節
生活歴:28歳まで東南アジアに居住していた.
現病歴:初診3か月前から顔面左側に紅色隆起性結節が出現し,徐々に増数・増大した(図1a).左側頭部や結節で囲まれている部分に特に触覚・温痛覚の鈍麻を認め,左大耳介神経の肥厚も触知した(図1b).初診2週間後には皮疹部の腫脹,疼痛の増強があり,閉眼困難,口角下垂などの神経障害の増悪を認めた.
患 者:29歳,男性
主 訴:顔面の紅色結節
生活歴:28歳まで東南アジアに居住していた.
現病歴:初診3か月前から顔面左側に紅色隆起性結節が出現し,徐々に増数・増大した(図1a).左側頭部や結節で囲まれている部分に特に触覚・温痛覚の鈍麻を認め,左大耳介神経の肥厚も触知した(図1b).初診2週間後には皮疹部の腫脹,疼痛の増強があり,閉眼困難,口角下垂などの神経障害の増悪を認めた.
参考文献
松本 悠子,他:臨皮 64(4):337-341,2010
掲載誌情報