文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・157
考えられる疾患は何か?
著者: 市川尚子1
所属機関: 1けいゆう病院皮膚科
ページ範囲:P.753 - P.754
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患 者:44歳,女性
主 訴:左大腿の皮疹
既往歴:子宮筋腫
現病歴:初診の2年ほど前から左大腿に自覚症状を伴わない褐色局面が出現し徐々に増大したため当科を受診した.
現 症:左大腿に6×4cm大の硬く浸潤を触れる褐色局面を認めた(図1).発熱などの全身症状はなく,左鼠径リンパ節が大豆大に触知された.他部には,明らかな表在リンパ節腫大は認めなかった.
患 者:44歳,女性
主 訴:左大腿の皮疹
既往歴:子宮筋腫
現病歴:初診の2年ほど前から左大腿に自覚症状を伴わない褐色局面が出現し徐々に増大したため当科を受診した.
現 症:左大腿に6×4cm大の硬く浸潤を触れる褐色局面を認めた(図1).発熱などの全身症状はなく,左鼠径リンパ節が大豆大に触知された.他部には,明らかな表在リンパ節腫大は認めなかった.
参考文献
市川 尚子,他:臨皮 64(11):855-858,2010
掲載誌情報