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マイオピニオン
研究室マネージメント—理想と現実の狭間で
著者: 山口由衣1
所属機関: 1横浜市立大学大学院医学研究科環境免疫病態皮膚科学
ページ範囲:P.104 - P.105
文献購入ページに移動 1. はじめに
ポスドクとして過ごした米国から帰国し,研究室のマネージメントをさせていただける立場となってから,あっという間に数年が過ぎた.基本的な実験環境を整えるのに数年かかったが,現在はどうにかP2レベルまで行える研究室となった.まずは臨床医,そして教員として,診療や教育,学会活動に多くの時間を費やす生活の中で,いかに研究に対するモチベーションを維持し結果を出していくのか,若手医師にいかに研究の面白さやライフワークを見つけてもらうか,日々手探りで過ごしている.大学院生のうち2名程が常に産休や育休中だが,それもまた良し.“研究室マネージメント”というお題をいただいたので,私の日々雑感を書かせていただきたいと思う.
ポスドクとして過ごした米国から帰国し,研究室のマネージメントをさせていただける立場となってから,あっという間に数年が過ぎた.基本的な実験環境を整えるのに数年かかったが,現在はどうにかP2レベルまで行える研究室となった.まずは臨床医,そして教員として,診療や教育,学会活動に多くの時間を費やす生活の中で,いかに研究に対するモチベーションを維持し結果を出していくのか,若手医師にいかに研究の面白さやライフワークを見つけてもらうか,日々手探りで過ごしている.大学院生のうち2名程が常に産休や育休中だが,それもまた良し.“研究室マネージメント”というお題をいただいたので,私の日々雑感を書かせていただきたいと思う.
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