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Derm.2020
医師としてのバランス感覚とレジリエンス
著者: 永瀬浩太郎1
所属機関: 1佐賀大学医学部内科学皮膚科
ページ範囲:P.168 - P.168
文献購入ページに移動 常々,バランス感覚のある医師になりたいと思って働いてきた.臨床・研究と教育,先輩と後輩,医療スタッフと患者,仕事とプライベートなど,医師としてバランス感覚を求められる局面は多々訪れる.ただ,バランスの良さを重視してきた一方で,この言葉にはどことなく物足りなさを感じ,バランスがとれていれば良いわけではないなと思う機会も増えた.与えられた環境の中で,という受動的な印象を受けることがあるからか.または,職業柄バランスよくさまざまな疾患を診ることの重要性と別に,一貫した専門性の必要性を感じることも多いからか.
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