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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科74巻5号

2020年04月発行

文献概要

増刊号特集 最近のトピックス2020 Clinical Dermatology 2020 5.皮膚科医のための臨床トピックス

光線力学療法(PDT)による感染皮膚潰瘍治療

著者: 小澤俊幸1 粟津邦男2 鶴田大輔1

所属機関: 1大阪市立大学大学院医学研究科皮膚病態学 2大阪大学大学院工学研究科環境・エネルギー工学専攻

ページ範囲:P.181 - P.183

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summary
われわれは,5-aminolevulinic acid(ALA)を用いた光線力学療法(PDT)で,MRSAおよび緑膿菌感染マウス皮膚潰瘍を治療し,殺菌および創傷治癒促進作用があることを報告した.今回,倫理委員会の承認のもと,ヒトのMRSA感染皮膚潰瘍に対してALA-PDTを行ったところ,明らかな有害事象を認めず速やかな上皮化により,治癒させることができたので報告する.

参考文献

1) 小澤俊幸:日皮会誌 127:2791, 2017
2) 小澤俊幸,他:日レーザー医会誌 35:403, 2014
3) Morimoto K, et al:PLoS One 9:e105173, 2014
4) Katayama B, et al:J Dermatol Sci 90:323, 2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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