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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科74巻6号

2020年05月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・153

Q考えられる疾患は何か?

著者: 佐野栄紀1

所属機関: 1高知大学医学部皮膚科学講座

ページ範囲:P.383 - P.384

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症例
患 者:74歳,女性
主 訴:左頰部の紅色腫瘤
家族歴:特記すべき事項なし.
既往歴:50歳頃に左頰部腫瘤を摘出したことがある(詳細は不明).
現病歴:10年ほど前に左頰部に腫瘤が出現した.放置していたところ徐々に増大し,腫瘤の中央部が潰瘍化して出血もきたすようになったため,当科を受診した.
現 症:左頰部に4.5×3.5×3.5cmの,懸垂性紅色腫瘤を認めた.腫瘤は弾性軟,表面平滑で,中央は壊死し潰瘍化していた(図1a, b).

参考文献

青木奈津子,他:臨皮64(8):581-584,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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