文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・154
考えられる疾患は何か?
著者: 茶谷彩華1
所属機関: 1済生会横浜市東部病院皮膚科
ページ範囲:P.477 - P.478
文献購入ページに移動患 者:36歳,男性
主 訴:左腹部の黒色斑に生じた小結節
既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:出生時より左腹部に黒色斑を認めていた.初診半年前より黒色斑部に小結節が出現し,徐々に増大したため,当科を受診した.
現 症:左腹部に48×26mm大,黒色斑上内側に25mm大の紅色有茎性結節を認めた.結節部表面はびらんを呈し,易出血性であった(図1).ダーモスコピーで毛細血管の増生,whitish veilの所見を得た.表在リンパ節の明らかな腫脹は触知しなかった.
主 訴:左腹部の黒色斑に生じた小結節
既往歴:特記すべきことなし.
現病歴:出生時より左腹部に黒色斑を認めていた.初診半年前より黒色斑部に小結節が出現し,徐々に増大したため,当科を受診した.
現 症:左腹部に48×26mm大,黒色斑上内側に25mm大の紅色有茎性結節を認めた.結節部表面はびらんを呈し,易出血性であった(図1).ダーモスコピーで毛細血管の増生,whitish veilの所見を得た.表在リンパ節の明らかな腫脹は触知しなかった.
参考文献
茶谷 彩華,他:臨皮67(7):521-525,2013
掲載誌情報