icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科75巻12号

2021年11月発行

連載 Clinical Exercise・171

Q考えられる疾患は何か?

著者: 石河晃1

所属機関: 1東邦大学医学部皮膚科学講座

ページ範囲:P.939 - P.940

文献概要

症例
患 者:25歳,女性
家族歴:姉の四肢に同様の色素斑がある.
現病歴:小児期から手背と下腿に色素沈着を認めていたが,5年前から次第に色調が濃くなり拡大した.最近になり鼻翼にも同様の色素沈着が出現してきたため当科を受診した.
現 症:左右対称性に両側の手背,足背,前腕と下腿伸側に融合する小豆大までの淡褐色〜褐色斑が多発し(図1a,b),鼻翼にも褐色斑を認めたが(図1c),両頰部には色素斑はなかった.眼球メラノーシスはなく,口腔粘膜にも異常はなかった.

参考文献

橋本 由起,他:臨皮 67(13):971-975,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら