文献詳細
文献概要
連載 Clinical Exercise・163
考えられる疾患は何か?
著者: 中川倫代1
所属機関: 1岩手医科大学皮膚科
ページ範囲:P.193 - P.194
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患 者:39歳,女性
主 訴:両腋窩のしこり
既往歴:子宮筋腫,子宮内膜症,高プロラクチン血症
現病歴:1妊1産の産後7日目の経産婦.28歳頃より両腋窩に軽度圧痛を伴う10円硬貨ほどのしこりを自覚していた.その後大きさに変化はなかったが,出産直後から急激に増大し持続する疼痛を伴うようになったため当科を受診した.
現 症:両腋窩に鶏卵大,弾性軟の皮下腫瘤を1個ずつ認め,軽度の圧痛を伴っていた.表面皮膚は常色であった(図1a, b).
患 者:39歳,女性
主 訴:両腋窩のしこり
既往歴:子宮筋腫,子宮内膜症,高プロラクチン血症
現病歴:1妊1産の産後7日目の経産婦.28歳頃より両腋窩に軽度圧痛を伴う10円硬貨ほどのしこりを自覚していた.その後大きさに変化はなかったが,出産直後から急激に増大し持続する疼痛を伴うようになったため当科を受診した.
現 症:両腋窩に鶏卵大,弾性軟の皮下腫瘤を1個ずつ認め,軽度の圧痛を伴っていた.表面皮膚は常色であった(図1a, b).
参考文献
中川 倫代,他:臨皮 65(7):523-525,2011
掲載誌情報