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文献詳細

雑誌文献

臨床皮膚科75巻3号

2021年03月発行

文献概要

連載 Clinical Exercise・163

考えられる疾患は何か?

著者: 中川倫代1

所属機関: 1岩手医科大学皮膚科

ページ範囲:P.193 - P.194

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症例
患 者:39歳,女性
主 訴:両腋窩のしこり
既往歴:子宮筋腫,子宮内膜症,高プロラクチン血症
現病歴:1妊1産の産後7日目の経産婦.28歳頃より両腋窩に軽度圧痛を伴う10円硬貨ほどのしこりを自覚していた.その後大きさに変化はなかったが,出産直後から急激に増大し持続する疼痛を伴うようになったため当科を受診した.
現 症:両腋窩に鶏卵大,弾性軟の皮下腫瘤を1個ずつ認め,軽度の圧痛を伴っていた.表面皮膚は常色であった(図1a, b).

参考文献

中川 倫代,他:臨皮 65(7):523-525,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1324

印刷版ISSN:0021-4973

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